発表!酵素たっぷりランキング!(栄養素別)

消化負担をコントロール!

今回はタイトルの通り、「酵素をたっぷり含む食材のランキング」をご紹介します。

「生もの」や「発酵食品」であれば、どんな食材でも酵素を含みます。

ですが、それぞれの食材で含んでいる酵素の種類が異なるのですね。

「○○はたんぱく質分解酵素を一番多く含んでいる」とか

「脂質を分解する酵素は○○が最強!」とか

それぞれ、得意分野があるわけです。

そんな中でも今回はたっぷりの酵素を含む「果物」の酵素たっぷりランキングです。

で、果物の中でも得意分野が違うので、「炭水化物 分解酵素」「たんぱく質 分解酵素」「脂質 分解酵素」、

三大栄養素別、それぞれの分解酵素が多い果物のランキングを発表します。

炭水化物 分解酵素1位・2位・3位…という感じ上位3位まで。

で、そもそも、「そんなランキングなんか知って何か意味があるの?」

と思いましたね?

これが大有り!

栄養素別酵素の多い果物を知っておくと、例えば…

「今日は白ごはん、ちょっと食べ過ぎたな」という時に炭水化物 分解酵素ランキング1位の果物を食後に食べれば、

ごはんを早く消化でき、消化の負担を大きく減らすことができます。

ごはんは炭水化物ですからね。

三大栄養素はどれも分解に時間がかかる栄養素ですから、そういうピンポイントな酵素の摂り方を知っておくと効率的に消化負担を和らげることが出来るのですね。

三大栄養素別の酵素が多い果物を知っておけば、消化負担を自分でコントロールできるわけです。

ある意味、サプリメントですね。

ということで、

今回は果物の三大栄養素別、酵素の多い果物のランキングを発表します!

1つ注意点…

ランキングの発表の前に大事なことを1つ。

食後に果物を食べる場合は、できるだけ「液体」で飲む…

ということ。

以前お伝えした通り、果物は他の物といっしょに食べると消化負担になります。

ですが、それは個体で食べた場合でして、液体であれば胃での分解負担がほぼゼロですから、胃で長い時間留まることなく、小腸にサラサラサラ~っと流れいく。

早く小腸に辿り着いて、酵素が働き始めるわけです。

要は絞って果肉や繊維を除いて、水分だけにして飲むということ。

そうすれば、食後すぐに飲んでも問題ありません。

食後の果物ジュースは、わたし何度も試して効果を実感しているので、間違いないです。

例えば、揚げ物をちょっと食べてしまった時に、脂質分解酵素1位の果物をジュースして飲むとムカムカした「胃もたれ」もなく、お腹が張る感覚が早くなくなるのですね。

無意識だと分かりにくいのですが、お腹を意識するとよくわかるのです。

なので、とにかくジュースにして飲む。

で、もしジュースにしても果肉が多く、水分が少なく、濾せない感じの果物の場合は、

すりおろして食べて下さい。

これなら、そのまま固形で食べるよりは胃の負担が少ないです。

では、お待たせしました、ランキング発表していきます!

◆「 炭水化物」分解酵素がたっぷりの果物ランキング!

まずは、炭水化物を分解する酵素をたくさん含む「果物」。

第1位・・・バナナ
第2位・・・リンゴ
第3位・・・キウイ(グリーン)

炭水化物を分解する酵素が多いのはダントツで「バナナ」で、

若いバナナほど炭水化物 分解酵素を多く含みます。

時間が経つと酵素が働き出し、炭水化物が分解される…

それで熟すと甘みが増すのですね。

なので、バナナから酵素を摂るなら、青くて硬い、若いバナナが良いです。

ただ…バナナは水分が少なく、粘り気がある。

なので、液体ジュースにならないのが欠点。

すりおろすこともできないので、潰すしかありません。

それだと固形で食べるのとあまり変わらない…

ですから、食後で食べる場合は、潰して少量だけ食べるか、

バナナはあきらめて、2位のリンゴを液体ジュースで飲むか、になりますね。

バナナは炭水化物 分解酵素No.1なのですが、液体ジュースにできない点がほんと惜しいです。

バナナは単体で食べるなら最高の「酵素食」ですね。

◆ 「たんぱく質」分解酵素がたっぷりの果物ランキング!

次は、「たんぱく質」を分解する酵素が多い果物!

第1位・・・パイナップル
第2位・・・キウイ(グリーン)
第3位・・・イチジク

これらは大きな差は無いようです。

パイナップルは水分も多いですし、ジュースにしやすい。

すりおろしもできますよね。

パイナップルは酢豚に入れたりしますが、あれは豚肉をやわらかくするため。

豚肉のたんぱく質がパイナップルの酵素で分解され、やわらかくなるわけです。

で、イチジクは季節もので、なかなか手に入らないので、

1位のパイナップル…

もしくは2位のキウイがおすすめ。

肉や魚や豆類を食べた後にパイナップルをジュースにして飲んだり、キウイのすりおろしを少量食べるなどすれば、

たんぱく質をしっかり分解してくれて、消化負担が軽減されます。

◆ 「脂質(脂肪)」分解酵素がたっぷりの果物ランキング!

最後は、「脂質(脂肪)」を分解してくれる酵素が多い果物です。

第1位・・・グレープフルーツ
第2位・・・オレンジ
第3位・・・アボカド

脂質は消化に時間がかかることは有名ですから、それだけで消化の負担があるってことですよね。

なので、

脂分の多い肉や揚げ物、油分の多い食品(油揚げなど)を食べた後は、

グレープフルーツをジュースにして飲めば、脂質をしっかり分解してくれて、消化負担を大きく減らせます。

または、オレンジ。これも液体ジュースにできますよね。

で、3位のアボカドについてはジュースもすりおろしも難しいので、

少量なら料理の中に加えてしまってもいいです。

アボカドとマグロの和え物とかアボカドが入ったサラダとか。

いろいろありますよね。

そういう食べ方でもOKです。

アボカド自体、脂肪分が多い特殊な果物…

脂肪を分解するための酵素をちゃんと持っているわけですね。

自然はすごいです…

オールラウンダー!大根おろし&大根汁

三大栄養素別に酵素が多い果物のランキングをお伝えしたわけですが、

できれば三大栄養素、全部の分解酵素を持っている食材があると良いですよね。

それが「大根」

果物ではないですが、「大根」は炭水化物・たんぱく質・脂質、すべて酵素を持っているスゴイ野菜なのです。

大根は果物のようにジュースにする必要がなく、切ってサラダで食べてもいいですし、

より多くの酵素を摂取したいなら、すりおろしが最高!

すりおろすと細胞が壊れるので、酵素がたくさん出てきます。

特に大根”汁”に多くの酵素が含まれているので、捨てずに飲んで頂きたい。

ただ、辛みがあるので食べにくさがありますよね。

辛味をできるだけ出したくない場合は、大根の上側(葉に近いほう)を使い、

すりおろす時も繊維に沿って擂る(縦に擂る)と辛みが出にくいです。

私、特に冬場、果物はカラダを冷やすので、毎日献立の中に大根おろしを入れたり、食後に大根汁を飲んだりしています。

すると「胃もたれ」が一切出ないです。

お腹のふくらみも早くおさまる。

大根は冬・春が旬ですが、年中手に入りますので、酵素補給にはすごく最適な食材です。

最後に

「酵素たっぷりランキング」、いかがでしたでしょう。

栄養素別に酵素が多い食材を知っておけば、食事内容に合わせて効率よく消化負担を減らすことが出来ますので、

是非覚えてみて下さい。

炭水化物(ごはん・麺類など)には「りんご」、
たんぱく質(肉・魚・豆)には「パイナップル」、
脂質(脂分の多い肉・油揚げなど)には「グレープフルーツ」、

が最適です。

できれば、液体のみのジュースで。

もしくはすりおろす。

果物が高くてなかなか買えない時は、オールラウンダーの「大根」で食後の酵素を摂って下さい。

で、今回のランキングはあくまで平均値で出したランキングなので、産地や収穫時期、種類や肥料によっても「酵素量」は微妙に変わりますので、

大体のランキングだと思っておいて下さい。

実際、いくつか研究資料で確認すると各酵素の多い果物の順位がそれぞれ異なっていますからね。

で、まず大事なことは…

普段の食事内容が生野菜・漬け物・発酵食品が多い「酵素たっぷり」の献立になっていることが基本です。

食後の酵素補給だけやっても、普段の食事が加熱食ばかりだと意味が無いですからね。

病気の予防・病気の改善には「酵素食」が何より大事。

これ、あらためて意識してみて下さい。

今回のおすすめ酵素料理

今回の酵素料理は「食欲そそるリボンサラダ」お伝えします。

このサラダでは、調理法として大きな学びがあると思います。

飽きないサラダを作るための綺麗な盛り付け「3つのコツ」とは?

レシピページで確認してみて下さい!
(画像↓をクリック!)

★『胡瓜と人参の五色リボンさらだ』

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