★大豆とひじきの玄米ごはん

【食生態学者 山田ひろし先生推薦「超!健康的玄米ごはん」】

今回のレシピは「玄米ごはん」…

といっても普通の玄米ごはんではなく、

「大豆」「ひじき」を加えて炊く、

豪華で栄養豊富な「大豆とひじきの玄米ごはん」です。

まず「大豆」は、たんぱく質が多いことは有名…

過去、大豆のたんぱく質は、たんぱく質栄養価の評価を示す「アミノ酸スコア」が低かったのですが、様々な研究から評価が変わり、現在は満点のスコア100。

なので、質の良いたんぱく質を持つ食材ということ。

で、それだけではないのですね。

大豆には、リン脂質の一種であるレシチンが豊富で「大豆レシチン」ともいうのですが、体の細胞を構成する際に欠かせない成分なのです。

それから「大豆サポニン」。これは強い抗酸化作用からアンチエイジング・ガン予防効果があります。

また、血液の余分な資質を除去するので、動脈硬化心筋梗塞などの予防効果、さらに骨粗鬆症の予防にもなる…更年期障害にも効果があるとされています。

あとこれは聞いたことがあると思いますが「大豆イソフラボン」。女性ホルモンに近い効果が期待できます。

こういった様々な効果から糖尿病にも効果を発揮し、毎日コップ一杯の大豆を食べ続けて、完治した方もたくさんいるようです。(自然健康・治癒学博士 松田麻美子先生の著書より)

とにかく、大豆はスーパーフード。

肉や魚を減らし、大豆からたんぱく質を摂るほうが良いのです(あらためて、詳しくお伝えします)。

現代人は「たんぱく質」=「肉・魚」になっており、肉魚を食べすぎ。

健康なカラダのための「大豆」が足りていない…大豆を多く摂るべきなのです。

で、「ひじき」は海藻ですから、ミネラルが豊富。野菜類にしてはたんぱく質が多い点も特徴です。(ちなみにひじきのアミノ酸スコアは70です)

大豆を玄米に加えて炊けば、栄養価がアップするのは当たり前。

この大豆加えた玄米ごはんは、食生態学者の山田博士(ひろし)先生が著書の中で「これが本当の健康食なんですよ」と推奨しています。

そして、さらにひじきを加えたのが私が考案した「大豆とひじきの玄米ごはん」。

大豆、さらにひじきを加えると、それぞれ豆・磯の「香り」も加わるので、玄米の糠臭さがすごく抑えられ、気にならずに食べることが出来ます

「臭み」に関しては、玄米を研ぐ時に念入りに洗うことでも抑えられるので、これでほとんど解決できますが、最後の関門と言いましょうか…

玄米の硬さ、つぶつぶ感のデメリット。これを完全に消すのは不可能に近い。

ですが、

水分をしっかり吸わせること(17時間以上)、そして炊く時も少し多めの水を入れることで、

硬さ、つぶつぶ感が和らぎます。

あと、炊き立てより時間を置いたほうがやわらかくなるので、限りなく硬さとつぶつぶ感を無くしたい場合は、炊き上がり後1~2時間おいてから食べて下さい。

食べる時間に合わせて早めに炊いておけば、いいと思います。

レシピを見て是非、栄養価の高い、超健康的な玄米ごはんを炊いてみて下さい。

★レシピ

【材料】(2人前)
玄米…2合
ゆで大豆…100g(1/2P)
乾ひじき…5g
水…適量

大豆は、真空パック・缶詰などの「ゆで大豆」を使って下さい。
1、玄米は、最低「17時間」は浸水(吸水)しておきます。

※暑い季節は冷蔵庫へ。
3、ひじき(5g)は、たっぷりの水で戻しておきます。

※急ぐ場合は、ぬるま湯で戻せば早く戻ります。

戻ったら水分をきっておきます。
4、大豆はササっとすすぎ洗いして水気を切っておきます。
5、炊きます。

炊飯器で炊く場合、浸水した玄米を釜に入れ、「玄米の目盛り」に合わせて水を入れます。

土鍋などコンロで炊く場合は、水の量は米の量に対し1.5倍。

2合なら600ccくらいが目安。具材が若干水分を吸うので

※必ず、ひじきと大豆を入れる前に水を入れる。炊飯器の場合、具を先に入れると水の量が正確に計れないので。
6、大豆・ひじきを加えて、通常通りに炊きます。

※炊飯器の場合、玄米を選択してもOK。
7、出来上がり!
8、混ぜます。

※少し「おこげ」ができるので、均等に混ぜることで香ばしくなって美味しいです。
9、お茶碗に盛って完成です。

「ポイント動画」で詳しく解説してますが、酒・みりん・しょう油を加えれば、簡単に「炊き込みごはん」に変わります!

干しエビやちりめんじゃこなど魚介を入れれば、磯の香りと旨味が加わってさらに美味しく仕上がります。

是非、試しみて下さい。

★美味しくするためのポイント動画
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