★いんげん豆と平茸の梅カツオ和え

【加熱された具材に発酵食品を加えて「酵素料理」】

今回の発酵&野菜料理は、

「いんげん豆と平茸の梅カツオ和え」

です。

いんげん豆と平茸を茹でて冷まし、梅干しとカツオ節の和え衣で混ぜるだけ。

梅の酸味でさっぱり味。

濃くない味付けなので、いんげん豆の甘みを強く感じます。

で、具材は加熱しているので酵素は摂れないですが、梅干しと本枯節カツオ節を使うことで「発酵和え衣」となり、酵素が摂れる一品になっています。

梅干しも発酵食品ですからね。

梅干しを和え衣にしたり、加熱しないタレやドレッシングにすることで、具材が加熱されていても酵素料理になるってことです。

以前お伝えした「濃厚カツオ風味!ピーマンと平茸のおひたし」は、梅干しは使って無いですが、「本枯節のカツオ節」を使うことで同じパターンの酵素料理になってます。

【加熱された具材には発酵食品を加えて酵素料理にする…】

という調理法・考え方を持っていると酵素料理の幅も広がると思います。

その一例となるのが「梅カツオ衣」なので、是非今回の料理を作ってマスターしてみて下さい。

★レシピ

【材料】(2~3人前)
いんげん豆(中)…23~25本(100g)
平茸…1/3P(60g
濃口しょう油…小さじ1杯

【梅カツオ衣】
梅干し(大)…1コ(g)
カツオ節…軽く1つかみ(できれば本枯節)
みりん…小さじ1杯
酒…小さじ1杯
濃口しょう油…小さじ1/2杯

1、いんげん豆(100g)は、ヘタを切り落とします。
2、斜めで2等分に切ります。

※長い場合は3等分。
3、平茸(1/3P)は、一口サイズに裂いておきます。
4、700ccくらいの湯を沸かし、塩(小さじ1杯強)を加えます。

完全に沸騰したところに「いんげん豆」を入れて茹でます。(2分~3分)

※いんげん豆の種類によって硬さが異なるので食べて確かめ、茹で時間を加減して下さい。

※太さにによっても茹で時間が変わってきます。
5、やわらかくなったら、ザルに取り出します。(湯は残す。平茸を茹でるため)

団扇であおいで粗熱を粗熱をとります。(できれだけ早く)
6、続けて平茸を茹でます。(1分)
7、やわらかくなったらザルに空け、自然に冷まします(丘上げ)。
8、具材を冷ましている間に「梅カツオ衣」を作ります。

梅干し(1コ)は包丁でタネから果肉を外します。(包丁のみね(刃の反対側)を使うと刃が欠けない)

※タネの表面を削るようにして綺麗に果肉を取る。
9、飾り用で果肉の一部よけておきます。(果肉片)

果肉を5mm大に切り(8~10カン)、小皿に入れます。

残りの果肉は包丁で叩いて、粗いペースト(梅肉)にします。
10、大きめのボウル(この中で具材を和えるため)に梅肉・かつお節(軽くひとつかみ)、みりん・酒(小1)、濃口しょう油(小1/2)を入れ、よく混ぜておきます。

「梅カツオ衣」出来上がり。
11、いんげん豆と平茸を別ボウルに入れ、濃口醤油(小1)を加えて混ぜ、下味を付けます。

※水っぽい味を抑えるため。
12、「梅カツオ衣」の入ったボウルに(11、)を入れ、しっかり混ぜたら出来上がり。
13、小鉢に小高く盛ります。

飾りに果肉片をのせます。
14、完成です。

いんげん豆に似た豆類なら何でも代用OK。スナップエンドウ、キヌサヤ、ささげ、千石豆など。

アスパラも合います。

菜っ葉類でも出来ますが、しっかり水分を取って醤油で下味を付けて下さい。(多めの梅カツオ衣が必要かも)

平茸もしめじ、椎茸、エリンギ、えのき、舞茸で代用できます。

秋は贅沢に「松茸」を使うとか…

「梅カツオ衣」で美味しい酵素「和え物」作って下さい。

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