砂糖はこれを避け、これを使うべき!

砂糖は避けるべきですが…

「砂糖は健康に害がある…」

これ、健康意識の高い方ならご存知だと思います。

「血糖値が急激に上がる」とか「細胞を老化させる」とか…

いろいろありますが、詳しいことは、いずれお伝えしたいと思いますので、

今回は、そういった危険性より先にどんな砂糖なら安心なのか?

砂糖は避けるべきですが「このなら砂糖なら料理に使ってもおおよそ安心ですよ」

という料理に使うべき「砂糖」についてお伝えします。

普段、メインで使うべき甘味料は?

まず、砂糖を含めた「甘味料」という広い範囲で言えば、

料理で使うべきは「本みりん」です。

なぜなら、GI値が「15」(上白糖は110)とものすごく低いですし、アルコール分を含むのでお酒と同じ料理効果が出せるから。

また、発酵調味料ですから独特の旨味もある。

なので、料理に深みを出してくれます。

何より、GI値が低い=血糖値が上がりにくいことが、「最も安心な甘み調味料」の理由です。

で、みりんと言っても種類がありまして「本みりん」以外の種類は避けて頂きたい…

それはこの2つ、「みりん風調味料」、「発酵調味料(みりんタイプ)」。

「みりん風調味料」は水あめや化学調味料、ブドウ糖、香料などを添加して作った物。

通常、「みりん(本みりん)」は酒類の扱いなので価格が高いのですが(酒税がかかる)、「みりん風調味料」はアルコールが1%未満なので酒類に入らず低価格にできるわけです。

根本的に「みりん」とは異なる物であり、添加物でみりんに寄せたものなので避けたほうがいいです。

そして「発酵調味料(みりんタイプ)」は、もち米、米麹、アルコールを合わせ、発酵させた後、塩分を加えた物。

酒税がかからないように「大量の塩分」を加えてあるので、低価格ではありますが調理として使いにくく塩分過多のリスクにもなるので避けたほうがいいです。

ということで、料理で使うべきはお米から発酵させて作った本物のみりん…

「本みりん」を使って下さい。

みりんのデメリット…

みりんは、GI値が15と低く、血糖値が上がりにくいので最も安心できる甘味料ではありますが、

「液体」という点で料理としてはデメリットになることも…

例えば、「酢みそ」。

味噌とお酢と砂糖が基本ですが、砂糖をみりんにしてしまうと砂糖と同じ甘度にするために大量に入れなければならず(みりんの甘度は砂糖の1/2~1/3)、

濃度が薄くなってジャバジャバになる…

これだと失敗したのと同じですからね。

ですから、そういった合わせ調味料の場合は、液体では無い「砂糖類」を使うしかないわけです。

でも、多くの砂糖の種類は健康懸念がありますから、「その中でも懸念が低い砂糖の種類を使った方がいいですよね」ってことです。

「白い」砂糖類は避けろ!

砂糖を避けている方は多いと思いますが、一応避けべき「砂糖」をお伝えしておくと…

やはり「上白糖」「グラニュー糖」「氷砂糖」です。

これらに共通していることは精製され、ミネラル分がごく微量しか含まれていない。

要は血糖値が上がりやすいってことです。

以下、砂糖類のGI値の一覧をのせておきますが、「上白糖」「グラニュー糖」「氷砂糖」は数値が高い…

高GI値=血糖値上昇のリスクが高い。

要は精製され「白くなった」砂糖類は避けるべき、ということです。

それと「黒砂糖はミネラルが多いから体に良い砂糖」というイメージがあるかもしれませんが、GI値は99もあるので、血糖値上昇のリスクでいうと白い砂糖類と大差ないってことです。

※上記には載っていませんが、キビ糖のGI値は「99」、甜菜糖のGI値は「61」です。

様々な砂糖類

砂糖類は様々な種類があります。

それぞれの特徴をまとめますと…

上白砂糖

上白砂糖は最も家庭で使われている砂糖と言ってもいいと思います。

原料は「さとうきび」「てんさい」。それらを精製し、糖蜜をかけてあるのでちょっとしっとりしているのですね。

上白糖はミネラルなどがほとんど含まれておらず、クセが無いので料理には使いやすいですが、GI値は110とかなり高い…

避けるべき「砂糖」の代表です。

グラニュー糖

砂糖を粗く結晶化したものがグラニュー糖。これを四角に固めたものが「角砂糖」です。

洋菓子などでよく使われますが、上白糖と同じでミネラルが抜かれた糖なのでGI値は110と高い…

使わないほうがいいです。

氷砂糖

梅酒などで使われることが多い氷砂糖。これもグラニュー糖と同じで大きく結晶化したもの。

上白糖・グラニュー糖と同じと考えて下さい。

水あめ

水あめは、液体ですが濃度が濃いので砂糖類に加えました。

トウモロコシや芋類のデンプンを原料に糖化酵素や酸で糖化させたもの。

主成分は麦芽糖です。

和菓子などで使われたり、照り焼きのタレに加えると適度な濃度と照りが出てタレらしい出来栄えになります。

GI値は93と砂糖類と比べると低いとはいえ、血糖値上昇のリスクは高い数値だと言えます。

キビ糖

きび砂糖は、名前の通り「さとうきび」が原料。原料を煮詰めて作った物。

精製されておらずミネラルが多く残っているので、上白砂糖などと比べると糖質の吸収がやや緩やかではありますが、GI値は「99」と高いです。

てんさい糖

「てんさい糖」の原料は甜菜(またの名を「砂糖大根」)。

キビ糖と同じく、精製されてないのでミネラルもたくさん残っています。

また、腸内環境を整えてくれる「オリゴ糖」を含む点もてんさい糖の特徴。

なにより、砂糖類の中でもGI値がずば抜けて低く「61」

血糖値の上昇リスクも低いってことです。

※他にも人工甘味料などもありますが、それらはまた別のテーマでお伝えします…

この砂糖を使いましょう!

ここまでの説明でもうお分かりだと思いますが、料理で使うべき砂糖類は、

「てんさい糖」です。

結晶が大きいので、ちょっと溶けにくいという点がデメリットかもしれませんが、「GI値が低い」という大きなメリットから言えば、そのデメリットは大したことではないと思います。

基本的に料理では「本みりん」を使って頂き、水分量を増やしたくない料理の場合は「てんさい糖」を使う…

という甘味料の使い方が、今のところ最も安心ですね。

最後に

いかがでしたでしょう。

今まで白砂糖を使っていた場合は、是非「てんさい糖」に代えてみて下さい。

で、てんさい糖は小さいスーパーでは手に入りにくいかもしれないので、ネット販売を利用することをおすすめします。

上白糖に比べれば価格は高めですが、健康への投資…医療費を払っていると思えば安いものだと思います。

「リスクを避ける」という小さな積み重ねが健康に繋がりますから。

おすすめの「てんさい糖」はこちら↓です。

⇒「北海道産 てんさい糖」

今回のおすすめ酵素料理

今回の酵素料理は、シンプルな野菜一品で、

『キャベツとキュウリのカツオ風味生みそタレ』

酵素を摂るため「野菜を生で食べる」となると真っ先に思い付くのは「サラダ」。

これは酵素食では主役みたいなものなので、その選択は正しいです。

でも、サラダのデメリットになると思いますが、

野菜を切る作業が”多い”。
野菜の種類の多さによっては、すごく時間がかかる。

でも、「ぶつ切りサラダ」なら、「付けタレ」さえ作っておけば野菜をザクザクっと大雑把に切るだけ、短時間で出来ます。

それが『キャベツとキュウリのカツオ風味生みそタレ』ということですね。

私も「今日はサラダもめんどくさいな」と思った時は、必ず「ぶつ切り野菜をタレに付けて」食べます。

で、今回の「生みそタレ」は、甘みにみりんを使うとシャバシャバになって、野菜に絡まないので(付かない)、「〇〇糖」を使ってます。

「〇〇糖」とは??
それは、まさに今回の『砂糖はこれを避け、これを使うべき!』で話したあれです…

画像をクリックでレシピを見る!
↓↓

★『キャベツとキュウリのカツオ風味生みそタレ』

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