果物で病気が治る!?…
以前にも少しお話ししましたが、
基本的に「人間は果物を中心に食べて生きてきた動物である」ということ。
だから、肉や魚より「果物を多く食べること」が非常に重要。
さらに言えば野菜よりも果物を多く摂るべきなのです。
実際、果物中心の食生活にすることでガンや糖尿病などの病気が治った例がたくさんあります。
ということで、
【人間は「果食動物」である!】、
今回はその根拠をお伝えしていきます。
歯を見れば分かる!
人間は野菜や果物、肉や穀類も食べる雑食だと言わていますが、
実は「歯」をみると果食・草食中心の動物であることが分かるのですね。
人間の祖先は猿だということは有名で、特にチンパンジーやゴリラに似ている。
実際、チンパンジーやゴリラの遺伝子と人間の遺伝子は95%~99%と同じだと言われています。
そして、注目すべきは「歯」。
チンパンジーの歯は肉食動物のような鋭い犬歯はほぼ備えておらず(一部有り)、噛み切るための「切歯(前歯)」や噛み砕く「臼歯(奥歯)」で構成され、同じ長さで並列に並んでいます。
「参考画像」:
https://ameblo.jp/remember-oneness/image-12484172066-14475818269.html
(著作権の問題でここに表示できないのでURLを記載しています)
で、肉食動物は、動物を中心に食べますから獲物を捕らえ、噛みついて外れないように鋭く尖った「犬歯」が多い。
そして、草食動物は草を中心に食べます。
草を噛み切るために前歯が「切歯」で、それ以外は全て噛み砕く「臼歯」になっています。
例えば、牛に関して言うと下あごにしか切歯が無く、奥歯は全て大きな臼歯です。
では、人間の歯はどれに似ているのか?というとお分かりだと思いますが、
チンパンジーですよね。
前歯で皮を剥いたり、実を噛み切り、奥歯で噛み砕く…果物を食べるのに適した「歯」になってます。
さらに「犬歯」。(硬い木の実を噛み砕くためという説があります)
人間の犬歯は退化してほとんど尖っていませんが上下左右に1本づつあり、チンパンジーの犬歯と同じ位置にあるのです…
ほぼ「チンパンジー」=「人間」。
で、チンパンジーやゴリラの主食は何かというとバナナなどの果物ですよね。(木の実や葉も食べます)
他の動物の「歯」と比べても、人間はチンパンジーやゴリラの歯とほぼ同じで、果食動物だといえるわけです。
ちなみに…
肉食動物は顎が縦にしか動かない構造になっていて、草食動物や果食動物は横にも動く。
なので、野菜や果物を噛み砕きやすい。
そういった点からも人間は肉食ではなく、果物食や野菜食に適した動物であることがわかるわけです。
体の構造上、果食に適している
人間は果食動物である理由は、歯以外にもカラダの中を見ても分かります。
例えば、「腸」。
人間の腸は小腸・大腸合わせて大体7~9m。
草食動物はもっと長く、肉食動物は短い。
腸の長さは動物の種類によって差があるで、「体の何倍の長さなのか?」で比べますと…
草食動物は、体の10倍~30倍、肉食動物は4~6倍。
肉食動物は生肉を中心に食べるので、生肉は腐敗しやすいため消化を早めるために腸が短いと言われています。
反対に草食動物は食物繊維などが多い植物を食べるわけで、分解に時間がかかります。
それに適用するため、すごく長くなっているわけです。
で、果食動物であるチンパンジーの腸の長さは体の約10倍。
実は人間も10倍くらいなのです。
このように腸を見ても「人間は果食に適したカラダ」であることが分かるわけです。
ちなみに欧米人は他の民族に比べ、腸が短い。
肉を多く食べるからではないでしょうか…
どっちを食べたいと思いますか?
人間が果食動物である根拠…
「本能」からも分かることがあるのです。
今、想像して欲しいのですが、生きた「豚」や「牛」をイメージして下さい。
次にお好きな果物をイメージして下さい。
私はパイナップルが好きなのでパイナップルをイメージしました。
どちらが美味しそうだと思いましたか?
果物ですよね。
これ、本能に組み込まれているわけです。
体に必要な食べ物だから、イメージしただけ・見ただけで美味しい物として感じる…
果食動物は、果物が熟れているかどうかを匂いや見た目で判断できます。
人間も同じで、例えば「苺」。
見た目が青く、匂いも青臭い「苺」はまだ熟れてないと分かり、
色鮮やかで甘い香りがする「赤い苺」が熟れていると分かりますよね。
熟れている=栄養価が高い。
それを本能的に感じられる。
カラダはそれが必要だから欲するわけです。
だから、本能に「美味しい果物はどれか?」を選択できる機能が埋め込まれているのです。
脳に深く刻み込まれた「本能」に逆らって違うものを多く食べるから、体がおかしくなるのではないでしょうか?
生肉で食欲が湧く!?
「肉を見ても美味しそうと思いますよ」というご意見もあるでしょう。
確かにそうですが、肉は切ってありますよね。
生きた動物として見ているのではなく「食物」として見てます。
果物を見るのと同じように。
私たちは生まれてから今に至るまで調理(切るを含め)してある食べ物を食べて生きてきました。
ですから、ステーキ用に分厚く切った生の霜降り牛肉は美味しそう見えるわけです。
でも、生きた豚や牛をそのまま見ても美味しそうに思えませんよね。
それが屠殺され捌かれて、私たちの食材になっていると想像すれば食欲が湧くどころか、食欲がなくなってしまうと思います。
多くの人がたんぱく質が必要だと肉を欲するというのは、本能に逆らっているのかもしれません。
最後に
肉が多い欧米食が多くなったのは戦後…
そして、日本人にガンなどの病気や生活習慣病の糖尿病が増えたのは戦後以降というデータもある。
ただ「欧米食になって寿命は延びた」というデータも。(これに関しては欧米食のおかげではなく、水の衛生面の向上や赤ちゃんの死亡率の低下なども深く関与しています)
しかし、ガン・心臓病などの大病で亡くなる方は戦後、確実に増えている…
肉や乳製品を食べるようになって病気が増えてないですか?ということ。
今回の話でお分かりのように人間は「果食動物」であり、
基本的に体に必要なのは「果物」なのです。
野菜はいいのですが、肉食・魚食は人間に合っていない。
そして、肉・魚は、ほとんど加熱調理で食べますから、酵素不足が起こりそれによっても病気になりやすい…
本当にたんぱく源に肉や魚がたくさん必要なのか?と。
チンパンジーは果物中心で木の実や植物も食べる。
そして、蟻を食べることも有名で、生息地域によっては肉を食べる場合もあります。
ですが、肉を食べる量はかなり少ない。
原始人は狩りをして肉を食べていたという証拠がありますが、それほどたくさん食べていたでしょうか?
ライオンでも毎回確実に草食動物を捕まえられるわけでは無いです。
魚でも釣りをする方は分かると思いますが、100%確実には釣れないですから。
年中、手に入るのは、果物であり木の実であり植物。(冬に実る物もある)
原始人でも肉・魚を多くは食べていない…
チンパンジーが、ガンにも糖尿病にもならず、健康に生きているということは、
同じ果食動物である人間は同じような食生活をすべきではないかということ。
病気を避けたいのなら…
日本人の食生活が肉の多い欧米食に変わったのは、明治からと考えても150年くらい。
そんな短い期間で人間は肉食に適応できる体に進化するでしょうか。
たった150年程度の食生活と数万年続けてきた食生活、
どちらが私たちのカラダに「必要で正解である食生活」だと思いますか?
今回のおすすめ酵素料理
暑い時は冷奴、寒くなると湯豆腐。
豆腐料理は、年中欠かせませんよね。
よって、アレンジ法を知っているほど豆腐料理のレパートリーは増えます。
そこで、おすすめしたいのが、夏でも冬でもできる豆腐の酵素料理!
『納豆甘辛ダレの冷奴』
胡麻油とにんにくの風味が効いた韓国風のピリ辛ダレに納豆を混ぜ、酵素ダレに仕上げて、豆腐にかけだけ。
春・夏は冷たい豆腐。秋冬は茹でた豆腐で。
「納豆甘辛ダレ」は一味唐辛子で辛味を付けているので、お好みの辛さに加減して下さい。
ピリッと辛みがある料理は味が引き締まるので、水っぽい豆腐にピッタリ合います。
何より納豆が発酵食品で酵素タップリ!
豆腐自体は加熱されているので、タレに発酵食品を加えて酵素料理に仕上げてます。
こういった方法というのは、加熱(加工)食品を発酵食料理にアレンジする基本的な法になります。
「納豆甘辛ダレ」は豆腐以外の野菜にも合いますので、試してみて下さい。
画像をクリック!でレシピページへ!
★『納豆甘辛ダレの冷奴』
コメント