★結び昆布と干し椎茸の生姜煮

【ごはんのおかずになる野菜料理も必要】

発酵食料理の1つになる漬け物なら、ごはんに合いますが、

その他の発酵食料理の多くはあっさり味が多く、ごはんのおかずになりくいです。

健康食にするための献立は発酵&生が良いとはいえ、そういった料理ばかりですとちょっと食べにくさがあります。

そこで、今回は、おかずになりやすい野菜料理で、

「結び昆布と干し椎茸の生姜煮」を伝授!

おかずになる一品というのは、やはりちょっと濃い味で加熱された料理になってきます。

「結び昆布と干し椎茸の生姜煮」もその部類ですね。

乾燥わかめと乾燥椎茸を水で戻し、昆布は適度な大きさに切って結び昆布に…

椎茸も一口サイズに切って割合の煮汁で煮込むだけ。

昆布を結ぶことで上品な見栄えになります。

で、濃い味がごはんに合うといっても、あまり濃い味付けは塩分過多になり、良くありません。

なので、しっかり味は付いていながらも、あっさり味に仕上がる味加減の煮汁にしてあります。

生姜を加えることでも風味が出て、後味もスッキリ。

唯一この料理のデメリットは2時間かかるところですが、

焚き始めたらほぼほったらかしにできるので、その間に他の料理も作れますし、

大きなデメリットではないと思います。

で、私がお伝えする煮物の多くは必ずカツオ出汁(粉カツオ節)を使いますが、今回はあえてカツオ出汁は使わず、

昆布と椎茸の戻し汁だけで煮ています。

それぞれの旨味がたっぷり出ている戻し汁ですから、カツオ出汁を加えなくても十分美味しくなるわけです。

一切、魚肉を使わないので「精進料理」ですね。

作り置きの料理に最適なので、今回のレシピでは具材がちょっと多めの量になっています。

保存状態が良ければ、1週間の日持ちが可能。

発酵・生にこだわり過ぎると疲れますので、たまには和食らしい煮物もいいと思います。

★レシピ

【材料】(3~4人前)
早煮昆布…2枚(50g)
干し椎茸(中)…5コ(30g)
生姜…輪切り5~6枚

【煮汁】
昆布・干し椎茸戻し汁…1リットルと150cc
みりん…200cc
濃口しょう油…70cc

1、早煮昆布と干し椎茸は、1500ccの水に浸してやわらかく戻しておきます。

※ぬるま湯に浸せば早く戻ります。
2、昆布と椎茸がやわらかく戻ったら、昆布は3枚に切ります。

3枚に折り曲げる。
3、3等分に切ります。
4、重ねてさらに縦半分に切ります。
5、1枚を半分に折り曲げ、結びます。

※結び目が中央になるように結ぶ
6、干し椎茸は軸を切り落とし、斜め半分に切ります。
7、生姜(直径3cmくらい)は、2mm幅の輪切りにします(5~6枚)。
8、大きめの鍋に昆布&椎茸の戻し汁(1リットルと150cc)、みりん(200cc)、濃口しょう油(70cc)を合わせ、強火にかけます。

※戻し汁が足りない場合は、水を足して下さい。
9、煮汁が沸騰したら、輪切り生姜、昆布、椎茸を入れます。

再度沸騰してきたら弱火に(中火の弱)。
10、落し蓋をして、2時間煮込みます。

※今回はキッチンシートを落し蓋にしています。
11、2時間後、昆布を1つ食べてみてやわらかくなっていれば出来上がり。

もしまだ昆布が硬いようなら1カップ分の水を加えて2軟らかくなるまで煮込みます。
12、一晩寝かせれば、味が滲みてさらに美味しいです。

小鉢に昆布2~3カン、椎茸2カンづつくらいで盛りつけて煮汁もかけて完成です。

旨味濃く、やわらか、あっさり味の「昆布の煮物」を作り置き副菜で、

是非作ってみて下さい。

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