消化負担の少ない「果物の食べ合わせ」

【お家ではベストの食べ合わせを!】

今回は、「果物のベストな食べ合わせ」をお伝えします。

以前、「果物の正しい食べ方」でお伝えしましたが…

基本的には果物は単体で食べるほうが消化の負担は少ないです。(伝えたと思いますが…)

でも、

時に複数食べたい時もありますし、外食したらデザートが複数の果物の盛り合わせだったなんてこともある…

外食の時はどんな組み合わせでも食べるしかないですが、

お家で食べる場合は少しでも消化負担が少ないほうが、カラダには良いですよね。

消化負担を減らせば、代謝酵素が温存されるので、ちゃんとカラダが回復できます。

ということで、今回は、

【消化負担の少ない「果物の組み合わせ」①】

をお伝えします。

消化負担が少ないのは、この2つの組み合わせ!

消化負担の少ない「果物の食べ合わせ」は大まかに2つあると考えて下さい。

【甘味系フルーツ同士の組み合わせ】
【酸味系フルーツ同士の組み合わせ】

この2つ。

ですから「甘味系のフルーツ」と「酸味系フルーツ」を組み合わせて食べたら、

駄目!ってことです。

甘い系と酸っぱい系の果物をいっしょに食べるのが、一番消化負担になると思っておいて下さい。

ただこれ、科学的根拠はないのです。

ですが…

数百人分の体感データで判断!

私がこの概念を学んだのは健康の先生の一人から。

何百人もの末期ガンの患者さんを「食事やストレス緩和」などの方法で延命させたり(例えば60歳の末期ガン患者さんが85歳まで生きたなど。「治った」と言っても良いかと…)、

改善させたりしている方です。

「果物の組み合わせ」は、その患者さんたちが体感した感覚もとに先生が見出した概念です。

化学的根拠はないものの、人間が実際に感じた感覚をベースにしているので、大きく間違っているとも思えないです。

例えば、グレープフルーツとバナナを同時に食べると消化に時間がかかったり、お腹が張ったり、胃が痛くなったりする…

といった体感的データ。(個人差があるので全員が同じにように感じるわけでは無いですが、割合的に多い)

その数百人分のデータで判断しているのですね。

それで分かったことが、甘い系フルーツと酸っぱい系フルーツの組み合わせが一番消化負担があると。

わたしもいろいろ試しましたが、当てはまる組み合わせが多くありました。

なので、今回その概念を伝えよう思ったわけですね。

では、

具体的に甘味系フルーツ、酸味系フルーツはどの果物なのか?…

甘味系フルーツ

甘い系フルーツで身近なものですと、

リンゴ、バナナ、パイナップル、梨、スイカ…

ちょっと(?)高いとか珍しいフルーツですと、

もも、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、マンゴー…

これらが「甘い系」のフルーツですね。

他にも春夏秋冬、その時期に出回るフルーツもありますよね。

(※ちなみにスイカとメロンは「果実系野菜」といって果物でもあるし、野菜でもあるのですね。農水省ではそういう定義になっています)

とにかく、酸味より甘みが勝っている果物が、

「甘い系」フルーツです。

なので、それらの組み合わせなら消化負担は大きくならないということ。

例えば、バナナとリンゴ、梨とスイカとか…

3種でもいいですよ。甘い系同士なら。

では、酸味系のフルーツは…

酸味系フルーツ

酸味系の果物は、想像付くと思いますが、

「柑橘類」ですね。

スーパーに常にあるものでしたら…

グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ライム…

あと、季節によって出回る柑橘類ありますよね。

スイ―ティー、すだち、かぼす、みかん、甘夏、はっさく、伊予間、ぽんかん、デコポンなどなど。

それから、柑橘類ではないですが、酸味が強いフルーツもあります。

キウイ(グリーン)、ブドウ、イチゴ、さくらんぼ、すもも、梅、ブルーベリーなど。

これら同士の組み合わせはOKです。

グレープフルーツとキウイ、レモンとオレンジ、みかんとブドウなどなど。

甘味もあるけど「酢ッぱい!」と感じる果物全般ですね。

中には酸味系でも強烈に甘いフルーツもある…

具体的な甘い系フルーツ、酸味系フルーツをご紹介しましたが、

やはり、産地や季節、肥料の違い、育て方の違いなどで、

酢っぱいけれど甘みも強烈!みたいな果物もありますよね。

その逆で基本は甘いフルーツだけど酸味がえらく強い、とか…

例えば、冬みかんは酸味はあるけどかなり甘味が強いですし、みかん箱ごと買えば中には酸味が強烈で「これはハズレ!」というみかんもありますよね。

キウイでも果肉が緑色の「グリーンキウイ」は、かなり酸っぱいですが、果肉が黄色い「ゴールドキウイ」は酸味もありつつけっこう甘い、とか…

一概に甘い系・酸味系に分けられない場合もあります。

この場合は、食べて判断するしかないですね。

特に柑橘類は基本的には酸味系フルーツなのですが、そういう「どっち?」みたいなフルーツがあるので、小さい果物なら1コ、大きい果物ならちょっと切って食べてみて下さい。

「これは酸味強いな」とか「お!甘ぁ~い!」とか、

食べれば分かりますよね。

自分の感覚で判断して、組み合わせを決めて下さい。

柑橘系フルーツでも甘みが強いなら、甘味系フルーツの仲間として組み合わせてもOKです。

反対に甘味系フルーツでもパイナップルはめちゃ酸っぱい場合があります。

もしかしたら、「パイナップルは酸味系フルーツじゃないの?」と感じている場合もあると思います。

実際、中華料理で酸味を加えたい場合はパイナップルをよく使うのです。

なので、どちらにも当てはまります。

台湾パインなんか、滅茶苦茶あまいですし。

青くて熟れてないパインなどは、超!酸っぱいでしょ?。

ですから、

みかんでも「めっちゃ甘い!」と思ったらバナナといっしょに食べても良いですし、パイナップルが「すっぱいな!これ…」と感じたらグレープフルーツといっちょに食べてもOKってことです。

ちなみに「トマト」は野菜ですが、果物として食べても良い場合があります。

それは「フルーツトマト」。

あれって、酸味もありつつけっこう甘いやつもあるでしょ?

なので、野菜でなく「フルーツ」として食べてもOK。

自分が感じる味の感覚で決めてしまっていいです。

スイカでも元は「瓜(うり)」なので、本来は野菜ですが、

甘いから、ほぼ「果物」として流通してますよね。

甘味系フルーツと酸味系フルーツの分け方は自分の舌で判断して、

組み合わせを決めて頂いて良いと思います。

以前も言いましたが、人間は「果食動物」なので果物の味は本能的に判断できます。

感じるまま、直感で判断して下さい。

深く考えず、甘味が強いか?酸味が強いか?だけ感じとって頂ければOKです。

最後に

いかがでしたか?

おおまかには甘みが強いなら「甘味系フルーツ」…

酸味が強いなら「酸味系フルーツ」と判断して、それぞれで組み合わせて下さい。

甘い系フルーツ同士…酸味系フルーツ同士で「組み合わせる」ということです。

そうすれば、消化負担を抑えることが出来ます。

で、「甘味系同士・酸味系同士の組み合わせなら消化負担が少ない」のですが、

これ、個人差があります。

例えば、私の場合ですと…

リンゴとバナナは甘味系のフルーツなので、問題ないはずなのですが、

私はこの組み合わせで食べると胃が重く感じます。酷い場合は胃痛が出ることも…

反対に酸味系と甘味系を組み合わせて食べてもなんともない場合もあります。

なので、一概には言えないというのが正直なところです。

その人に合った組み合わせがあるのだと思います。

それも自分の感覚を感じ取って頂きたい。

この果物とこの果物の組み合わせは、「なんとなく胃に違和感があるかも」とか。

なので、甘味系同士の組み合わせでも違和感を感じたら、次からは止めておいたほうが良いですね。

こればっかりは、人それぞれでやってみないと分からないです。

おそらくですが、遺伝が影響しているのではないかと。

遠い祖先がその組み合わせだとお腹を下していた…といった遺伝があるのではないと思います。

健康の先生も「甘味系同士の果物でも少しお腹を下す人もいました」といっていました。

大事なことは自分が感じる感覚を大事にすること。

体が感じるままに従うってことです。

現在人は一部の本能が退化してますから、この機会にその退化を目覚めさせる、という意味でも、

いろんな組み合わせでフルーツを食べて、カラダがどうなるか?

お腹の状態をしっかり感じとってみて下さい。

ちょっと間違ったくらいで、死ぬことは無いですから安心して下さい。

だって、多くの方は通常の食事でも「間違った食べわせ」をしていますけど、

(例えば、炭水化物を2種類以上同時に食べたら駄目とか。「ごはんと肉じゃが」「うどんとおにぎり」など…)

それで死んだ人なんていないでしょ?

さんざん間違った食事をしてきて、果物の組み合わせだけちょっと間違ったくらい、なんともないですよ。

とにかく、食事では「お腹の状態を感じる」を意識してみて下さい。

これ、すごく大事です。

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今回は「おすすめスムージー」をご紹介!

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