16時間空腹ダイエット健康法

「空腹こそ最強のクスリ」

前回お伝えした「腸働サイクル」、おおよそご理解頂いたでしょうか?

昼12時~夜8時までは、栄養補給と消化
夜8時~朝4時までは、吸収と代謝
朝4時~昼12時までは、排泄

分かりやすくいいますと、食事は昼12時から夜8時までに食べて、それ以外の時間は何も食べないほうが良いということ。

もし、朝ごはんを食べるなら消化に良い「果物」のみ。

これを守れば、人間のカラダに刻まれた生理的リズムに沿って生活を送ることになるので、

ちゃんと疲労したカラダが回復して、病気になることなく健康を維持できるのですね。

で、この理論に沿って行う、ダイエット法が流行しているのをご存知ですか?

「16時間ダイエット」などいろんな言い方がされてますけども、元となっているのは、

医学博士、青木厚(あおきあつし)先生の、

「空腹こそ最強のクスリ」という書籍。

大まかには空腹の時間を長くすることでカラダの不調や病気を改善・防止でき健康的に痩せられる、という内容ですね。

ネット検索すれば、その本の内容に関していろいろな情報が見つかると思いますが、

青木先生の考え方の大元になっているのは、おそらくナチュラルハイジーンの「腸働サイクル」ではないかと。

で、私自信も【夜8時~翌日昼12時までは「食べない」】という生活を現在も継続しています。

その生活をスタートして2週間たった頃、

歯磨きしている時に鏡をみると顔がちょっと細くなっていたことに気付いたのですね。

「あれっ?」と思って、体重を計ると普段72~73kgある体重が67kgに減っていたと。

5kg痩せたら、そりゃ顔もちょっと細くなりますよね。

とにかく、たった2週間で変わっちゃったわけです。

そんな体調が回復して病気も改善して健康になりながら「痩せられる」という、

効果的な方法なら実践したいと思うでしょ?

ということで、

今回は、青木先生の話を中心に「16時間空腹ダイエット健康法」の実践方法を具体的にお伝えしていきます。

胃腸が休めない…

青木先生が著書の中で挙げている健康の大きな問題点が「胃腸が十分に休めていない」ということ。

ちょっと考えてみて欲しいのですが、

胃が食べ物を消化(分解)する時間というのは3~5時間。炭水化物が多かったり、脂肪分が多い食べ物ほど消化に時間がかかります。

で、小腸に到達してからさらに細かく分解し、栄養を吸収するために5~8時間かかります。

大腸では小腸で吸収していない水分を吸収するために15~20時間。

便になるまで最短23時間。ほぼ「1日」消化器官は動いているわけです。

そして、多くの方が1日3食ですよね。

朝昼晩と食べるわけで、食事と食事の間隔は3~6時間。

例えば、胃が朝食の5時間の消化作業を終えたと思ったら、昼食でまた次の食べ物が入ってくる…

休む時間が全くないわけです。

食べ過ぎからガンになる!?

胃や小腸は休めないと疲弊して、消化が不十分な状態となり栄養を正常に吸収できなくなるのですね。

例えば、ミネラル分が吸収できないと体調不良が起きますし、胃腸が正常に消化作業が出来なければ胃もたれ、胸やけ、食欲不振に繋がる。

もし、そういった状態が現在起きているなら、胃腸を休ませてあげる必要があります。

また、食べ過ぎも胃腸の疲弊に繋がる。

毎日3食が定着していると、例えば昼食が高カロリーだった場合に本来、夕食は少量でいい場合でも「晩飯は18時」といって普段と同じような量を食べてしまうと食べ過ぎになるわけですね。

そして、私がこの状態なのですが、食べ過ぎると胃が拡張してその状態が当たり前になり、さらにたくさん食べないと満足感が得られないようになるわけです。

食べ過ぎに気付けない…麻痺したような状況になると。

食べ過ぎは体内の活性酸素を増やし老化を促進し、ガン細胞でも増える方向に働く…

食べ過ぎもガンの悪化原因になる場合があると。

それと食べ物に含む老廃物…

例えば食物のプリン体が分解される際に出る尿酸などが十分に排泄しきれなくなると、尿酸値が高くなり尿酸が結晶化すると最悪、痛風を発症します。

1日3食は胃腸に負担をかけ体調不良に繋がり食べ過ぎも招き、さらに様々な問題を引き起こすわけです。

「オートファジー」とは?

1日3食はいろんなデメリットがある…

ですが、1日3食を2食にし、空腹時間を長くすることで胃腸を休ませることができ、正常な働きを維持でき、病気の防止にも繋がります。

具体的には16時間の空腹時間を作る。

まず、最後の食事を終えて10時間くらい経つと肝臓に蓄えられている「糖分」が無くなる…

糖分はエネルギーとして優先的に使われるのですが、それが無くなれば、

「脂肪」がエネルギーとして使われるようになります。

それで、痩せていくと。

さらに16時間立つと「オートファジー」という現象が体内で起きます。

「オートファジー」とは老化した細胞を新しく生まれ変えるメカニズムのこと。

細胞が生まれ変わると体の老廃物がしっかりと排泄され、様々な器官が活性化…健康なカラダを維持する機能がしっかり働くのです。

ですから、老化、生活習慣病、感染症、アルツハイマー型認知症などを防止できるということ。

さらに「オートファジー」は、細胞内の病原体などを分解・死滅させる効果もあるので、現在抱える体調不良や病気が改善されていきます。

これは大まかに言えば「代謝」のことですね。

この効果を十分得るには「空腹時間が16時間」必要なわけです。

16時間空腹の時間設定

16時間、空腹にすることで消化に回る酵素がしっかり代謝にまわるので「オートファジー」が起きて、病気・体調不良が改善していく…

では、どうやって16時間の空腹時間を作るのか?

それは8時間の睡眠時間プラス8時間。

具体的には、夜8時までに晩ごはんを食べ終わって、そこから翌日の昼12時まで食べないことで16時間の空腹時間を作ります。

厳密には食べ終わってすぐの時間は胃腸の中には食べ物が存在しますから、最長12時間は空腹ではないのですが、そこは深く考えなくてOK。

大事なのは16時間。もしくはそれ以上。

腸働サイクル的に言いますと、

吸収と代謝(夜8時~朝4時)と排泄(朝4時~昼12時)の時間を空腹時間…食べない時間帯にすればいいってことです。

生理的リズムに合わせるのがベスト。ただ…

その時間帯がベストではありますが、仕事の関係など無理な場合は時間帯をずらしてもOK。

要は8時間以内に2食を食べ終えて、あとの時間、何も食べなければいいわけですね。

「1日2食」。

その2食は基本的には何を食べても良いですが、酵素が多い食事が良いと思います。

我慢できないかも…

しかし、「16時間食べない」と言っても、今まで1日3食で朝ごはんを食べていたら、朝お腹すきますよね。

ですから、週2回~3回から始めればいいかと。

土日月は「16時間空腹ダイエット健康法」を実践、火水木金は今まで通り、という感じで慣れてきたら毎日実践する。

週一でも胃腸が休まる時間があれば、効果はあるのでそこから始めてもいいです。

ですが、

それでも「慣れない」、「朝は食べないと我慢できない」という場合もあるかもしれません。

その場合は「果物を1種」食べて下さい。

バナナ1本とかみかん2コ、リンゴなら1/2コとか…

青木先生は著書で「我慢できない時はナッツを食べて下さい」といっていますが、ナッツは加熱食。

多くの場合ロースト(素焼き)されています。

(※ちなみに「生のナッツ」は絶対に食べないで下さい。玄米と同じで酵素を阻害する成分が入っています。必ず焼いたもので無塩タイプを選んで頂きたい)

なので、ナッツ類は酵素を含まず消化に負担をかけ、胃腸が休めないです。(ナッツは栄養価は高いのですが)

ですから、私は酵素タップリで栄養価も高い、消化にも負担をかけない「果物1種」をおすすめします。

「半年で15㎏痩せました…」

大事なポイントは16時間何も食べない。食べるなら「果物1種」。

16時間食べないことで、最後の食事から10時間後に脂肪燃焼が始まり、16時間後から「オートファジー」がおきます。

なので、16時間立つ前に何か食べると「オートファジー」の効果は期待できないです。

16時間、食べなければ「オートファジー」が起き、

「オートファジー」状態を起こすことを癖にすると痩せ体質になりやすく、さらにダイエット効果が期待できます。

で、YouTubeで「16時間空腹法」の動画のコメントをみると結構ダイエット効果を感じている方が多いです。

例えば、こんなコメント…

「この動画を見て16時間ダイエットを始めました、3週間で7キロ減りました。 それと、お肌が物凄く綺麗になって、浮腫もなくなります。実践してみて「空腹」こそ最強のクスリと言うのは納得がいきます。」

とか

「私はこの方法で1か月ちょっとで、8.7キロ痩せました。少しの筋トレもしました。本当にお腹へっこんできたので、この方法は良いと思います。」

他にも、「16時間空腹法」を知らなかった方で、実践したダイエットが偶然「16時間空腹法」になっていて大きな結果が出た方も…

「コロナ禍でダイエットを初めてここ半年で15キロ痩せました♪オートファジーという言葉は知らなかったけど、思い返せば一日2食の16時間空腹時間作ってました!ただ調子が良かったから無意識に続けていましたが、だから痩せたんだ!!って謎が解けた感じです!」

といった感じで、15kg減はすごいですね。

でも、みなさん、何の苦労もなく結果が出たわけではないと思います。

それなりに空腹の辛さを感じたり、慣れないことに違和感を感じたりしたのではないかと。

私も最初の1週間はお腹も鳴って、空腹感がちょっと辛かったです。
(ちなみに私はその時間、パソコン作業に集中することで空腹感を紛らわせました。何か別の行動を起こすことで気を紛らわせることが出来ると思います)

ですから、何より大事なことは続けること

週1~2回の実践でもいいので習慣化させること…

物事は3週間続けると習慣化できると言われていますので、そこまでは意識して頑張ってみて下さい。

最後に(目的を決めましょう)

いかがでしたか?

こういった健康法に限りませんが、ちゃんと目的を決めることも重要ですね。

「5㎏痩せて友人・家族にどうだ!」言わせたいのか?病気を改善したいのか?そういった目的を明確に決めておかないと、

「16時間空腹ダイエット健康法」を何のためにやるのか?が曖昧になり、続きませんからね。

目的・目標を明確に決め下さい。

その目的・目標を忘れないようにする工夫も大事です。

紙に書くとかスマホの待ち受けに設定するとか。

ご自分で工夫してみて下さい。

どんな目的や目標でも達成できない最大の原因は、意思が弱いとかそんなことではなく、

「目的・目標を忘れてしまっている」ことなんです…

「16時間空腹ダイエット健康法」で結果を出すための参考になれば幸いです。

今回のおすすめ酵素料理

「セロリ」と言えばサラダで食べるイメージが強い…

でも私、居酒屋に勤めた時に、
「セロリってこんな料理にできるんだ!」
と学んだ一品が「セロリの酒粕漬け」でした。

これが、めちゃ旨い。
すごく酒の肴になるんです。

でも、これを家庭で作るとなると、酒粕が残って後が使いにくい…

そこで…

画像クリック!でレシピページへ
↓↓

★『瑞々しい!セロリの胡麻みそ漬け』

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