果物の正しい食べ方2

果物は別格!?

今回も前回に続き、「正しい果物の食べ方」をお伝えしていきます。

果物の正しい食べ方は、

1、他の食べ物といっしょに食べては駄目
2、生のままで食べる

これ、覚えて頂いたでしょうか?

果物を他の物と食べるとものすごく消化に負担がかかります。

「消化の負担」とは具体的にはすい臓へ強烈な負担です。

果物だけならほぼ果物自信の酵素によって大方消化されますが、

他の食べ物といっしょに食べた場合、例えば「焼き魚」なら加熱されているので、酵素ゼロですよね。

果物に自信を分解できる分の酵素が、焼き魚にまわれば両方をしっかり分解することが出来ない…

となるとすい臓から分泌される体内酵素が必要になるわけです。

要するにそんな食事の繰り返しは、酵素を出してくれる「すい臓」に大きな負担になると。

加熱料理が多い食事の場合にも同じことが言えますが、健康の先生の話や私の実際の経験で何度も感じたことですが、

果物と他の食べ物を同時に食べた時は胃が重たくなる感覚が強いのです。

ですから、【果物は別格の存在】に感じています。
(これに関しては明確な理由は分かりません…)

ということで基本的には「他の食べ物といっしょに食べては駄目」です。

そして、生のまま食べることも非常に大事なことですね。

加熱すれば酵素を含めた栄養を失いますから。自然の恵みをそのまま受け入れましょうということ。

アップルパイも美味しいですが、リンゴから得られるはずの素晴らしい栄養を台無しにしていることも事実なのです。

で、

果物の正しい食べ方は他にも大事なポイントがあったり、一緒に食べてもいい食べ物もあるのですね。

今回はそれをお伝えしていきます。

基本は1種だけ!

実は、果物同士でも一緒に食べていい物と良くないものがあるのです。

ですから、基本的には果物は「一種」で食べるのがベスト。

特に現在、消化器官に問題を抱えていたり、病気の治療中の場合は「必ず1種で食べて」下さい。

これは消化の負担を減らすためです。

組み合わせて食べることで負担が増す場合もある。

人間のカラダは新陳代謝…要は体の回復にも酵素が必須ですから、体内酵素をそっちに使いたいわけです。

なので、基本は1種類づつ食べて下さい。

良い食べ合わせのポイントとは?

では、果物同士で食べ合わせの悪い果物は何かというと…

「甘みの強い果物」と「酸味の強い果物」の食べ合わせ。

例えば、「バナナとオレンジ」とか「リンゴとグレープフルーツ」とか…

明らかに甘みが強い果物と酸味を強く感じる柑橘系の果物を合わせて食べると良く無いですね。

なので、「みかんとポンカン」とか「リンゴとバナナ」などは柑橘同士、甘み強い系の果物同士ならOKということです。

ただ、微妙な場合もあります。

例えば、パイナップルでも酸味がありつつもすごく甘い場合がある。

でも、基本的にはパイナップルは酸味の強い果物になります。

リンゴでも甘いですけど後味が結構酸っぱいとか。(お酢の原料になるくらいですからね)

これはほんと、確実な答えが無いので難しいところですが、

またあらためて「果物の食べ合わせOKの一覧」を作ってお伝えしようと思います。

私の経験では酸味が強い果物と甘い系果物を合わせた場合でも胃に負担を感じなかったり、

逆に「リンゴとバナナ」とか甘い系同士で正しく食べても胃が重く感じる食べ合わせもあります。

なので、一概に「これとこれなら間違いない!」とは言えないです。

個々でも差があるのかもしれません。

ですから、ご自分で食べ合わせてみて、なんとなく「消化が悪いな」「胃がもたれるな」と感じた時はその食べ合わせは止めたほうが良いと思います。

よく分からない場合は、基本通り「一種」で食べるようにしてみて下さい。

食べる量はどれくらい?

前回からここまでの話でピンときた方は分かると思いますが、果物は一日三食の内の「1食」と考えていいのですね。

朝ごはんの1食はリンゴ。という感じで。

なので、一食は腹八分目と言われますから、リンゴなど大きいサイズの果物なら1~2個。

みかんなど小サイズ果物は3~6コくらいが目安です。

特に病気を抱えてない場合は、お腹いっぱい食べても問題ないです。

もちろん、「果物だけ」が条件ですが。

パイナップルなどかなり大きな果物は1/2コくらいで良いと思います。

苺みたいに小さいなら1Pいけそうですよね。

ちなみに苺は活性酸素の吸収率が高いので、ガンなどの重病の予防効果が期待できるすごい果物なのでおすすめです。

この野菜は一緒に食べてもOK!?

果物と食べ合わせても唯一問題ない「野菜」があります。

それは「緑葉野菜」

緑黄色野菜ではなく緑の葉とか緑色の野菜。

特に水分が多い緑葉野菜がいいです。

胡瓜とかセロリとか、サラダに入れるようなレタスなどもOK。

白菜もいいです。(緑じゃないですが…)

なので、朝食にフルーツサラダというのは「問題なし」ということです。

野菜は果物に少ない食物繊維が多いことで、排泄の循環も良くなり体の毒素が抜けやすくなります。

様々な体調改善に繋がるわけですね。 

デメリットとしては食物繊維が多くなると消化に負担があるので、体調が悪い場合は「果物のみ」で食べることをおすすめします。

農薬を避けるなら…

果物や野菜はそのまま食べることで食物繊維が取れて様々なメリットがあるのですが、

やはり、農薬の問題がありますよね。

なので、「農薬を避けたい」という場合は、そのままで食べるよりジューサーで水分だけにして「ジュース」で飲むほうが良いのです。

なぜなら、農薬は食物繊維に多く絡まっていると言われていて、水分だけにすると農薬のリスクがかなり抑えられるわけです…

さらに言えば、高速のするおろすジューサーではなく、低速の「押しつぶす」タイプのジューサーがおすすめ。

すりおろすと繊維も細かくなり、中の農薬が多く出てきますが、「押しつぶす」ジューサーなら繊維はほぼそのままで水分だけを取り出す形になるので、農薬が出てくるリスクが減ります。

また、

高速のすりおろしは摩擦で熱が発生しやすく、酵素が失われるリスクが上がる…

反対に低速の「押しつぶす」ジューサーなら摩擦が生じないので熱が発生することも無く、

酵素がそのまま残るのですね

低速ジューサーはそこそこの値段ですが、それも健康への投資だと思えば、大きな買い物ではないと思います。

こういったところでケチるとガンになる…

とまでは言いきれませんが、ガンの治療費と低速ジューサーの値段と比べれば、正しい選択ができると思います。

とにかく、果物や野菜をジュースで飲む方法もおすすめで、

「農薬は食物繊維に多く含まれる」というのは覚えておくと良いと思います。

最後に

いろいろお伝えしてきましたが、

あまり細かく考えるとかえってストレスになるかもしれないので、できるところから始めればいいと思います。

果物の組み合わせでも、2種類合わせるなら片方をメインとして多く食べ、片方をサブとして少しだけにする…

その食べ方なら消化の負担を減らすことが出来ます。

また、「果物と他の食べ物を一緒に食べてはいけない」というルールでも、

例えば、レモンは果物ですが、焼き魚とか唐揚げにしぼってかけて食べますけど、

「サンマの塩焼にちょっとレモンをギュッと絞ってかける」など、その程度なら消化に大きな負担はないです。

「酢豚にパイナップルを加えて豚肉をやわらかくする」といった調理がありますが、

これなどもパイナップルをたくさん入れなければ、大きな負担にはなってないと思います。

「少量」なら食べ合わせを気にし過ぎる必要はないので、ストレスにならない程度で実践してみて下さい。

で、「果物」や「食べ合わせ」については、まだまだお伝えしたいことがたくさんあるので、

またの機会にお話ししようと思います。

まずは、「朝食は果物1種」から始めて見て下さいね。

「朝食は果物!」という食生活を続けて1年間で30㎏も痩せた女性もいますからね。(昼夜も野菜食の多い生活)

(もし数ヶ月で数十㎏など一気に痩せると体に負担ですし、リバウンドが起こりやすいですから、1年で30㎏というのは健康的な痩せ方だと思います)

それだけでなく花粉症が消えたり、便秘が治ったりと良いことずくめです。

果物は食事の脇役ではなく【主食】の1つと考えて、実践してみて下さい。

今回のおすすめ酵素料理

酵素もビタミンもミネラルもファイトケミカルもしっかり摂取できるのは最高!

ということで、今回のおすすめ料理も果物!
中でも定番で、甘くて食べやすいフルーツはやっぱり
「リンゴ」

といっても単に皮を剥いてカットするだけじゃ、「おいしそう!」とはならないので、
皮を切る時にちょっと一工夫。
ちょっとしたことですが、皮を全部剥いたリンゴとは見栄えが全く変わって、
おしゃれ。

やっぱり見栄えが大事…「美味しそう!」に見せることで「食べたい!」となりますからね。

で、切ったリンゴに飾りにきな粉をふってワンポイント!
きな粉の風味が付いて、いつもと違うリンゴが楽しめます。
きな粉は「食物繊維」増加で栄養面でもプラスになりますので。

リンゴを楽しむ方法として、「こんな切り方もあるのですよ」というのを知っておいて下さい。(梨にも応用できます)

「見栄え良くする技術」は、おもてなしやご家族を喜ばせるには最高の方法ですからね。

それでは、レシピです!

【リンゴのプロシアニジン健康効果とは?】
(画像クリック!でレシピページへ)

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