本当の虫歯の原因は「〇〇体質」

【虫歯予防が酵素食に関係している】

健康的な「食生活」というと食べ物のほうに意識が行きがちですが、

やはり、「食」といえば「歯の問題」も切っても切れない関係…

歯が正常でなければ、しっかり噛み砕くこともできませんし、味覚にも影響しますから、美味しい物が歯の問題のせいで美味しく感じられない、といったこともありますよね。

ということで今回は、虫歯の原因についてお伝えするのですが、

実は、それが普段の食生活と密接に関係していて、これまで日本で常識とされていた虫歯の原因と全く違っていた、という話です。

そして、その原因は虫歯だけでなく、体にあらゆる悪影響を及ぼしているのですね。

さらにその原因の根本解決が「酵素食」にものすごく深く関わっているということ。

今回は本当の虫歯の原因について詳しくお伝えして、

その原因による他の悪影響や原因の解決法については次回以降で詳しく話していこうと思います。

今回の内容は、主に歯科医師の小峰一雄先生の著書から出典しております。

定説の虫歯発症メカニズム

”現在も”なのですが、日本で長年語られている虫歯の原因というものがあります。

それは多くの方がご存じの通り、食べ物の「糖質」

もう少し詳しく解説しますと…

虫歯になるメカニズムは「ミラー学説」と呼ばれるもので、食事で歯に付いた糖質に口内細菌が付くことで発酵し、酸が発生…

この酸が歯の表面を溶解し、そこから「ストレプトコッカスミュータンス菌」、「ストレプトコッカスソブリヌス菌」、「ラクトバチラス菌」といった虫歯の原因菌が歯の内部に入り込み、入った部分から虫歯を発生させる、というもの。

要は歯と糖と細菌、3つが揃うことで虫歯が発生していると。

だから、歯磨きして細菌を減らせば虫歯にならない、と言われているわけですね。

しかし、この学説だと説明しきれないことがあるそうです…

虫歯は内側からも…

虫歯というのは外側からだけでなく、歯の内側からも虫歯になるのですね。

歯の表面は正常なのに内側だけが虫歯になる場合もあると。

そうすると虫歯は外側からの影響が原因というミラー学説に矛盾が出てくるわけです。

さらに言えば、歯磨きをマメにやっている人でも虫歯になりますし、

反対に歯磨きをおろそかにしている人でもほとんど虫歯にならない人もいる。

そこでも矛盾が…

さらに言えば、糖の付着が維持できないはずの歯の先端や平面部分が虫歯になることについても説明つかないわけです。

そもそも、動物を見れば分かりますが、歯磨きする動物なんていますか?

しませんよね。でも、動物は虫歯にはなりません。

私は実家で猫を30年飼い続けていますが(現在5代目)、虫歯になった猫なんて一匹もいません。

元々動物である人間だけが、なぜ歯磨きする必要があるのか?

根本的に虫歯の原因が間違っているのでは?となんとなく気付くわけです…

虫歯治療で歯を削る必要はなかった!?

歯科大学では、「歯は自然治癒することない」と教授されます。

しかし、歯科医師 小峰先生は40年の診察歴の中で、虫歯が自然治癒した痕跡を何度も見ているそうです。

ですから、「一度虫歯になった歯は削らなければならない」という常識が嘘になる…

なので、小峰先生の治療は基本的には歯を削りません。

「歯は削る必要がない、自然治癒する」が前提で、それを促す「食事療法」を指導しているのだそうです。

現在は「削らない」治療を行う歯科医院も増えていて、

糖質で虫歯になるという定説が覆っているわけですね。

「歯」=「臓器」!?

多くの方に経験がある歯の治療…酷い虫歯の場合はかなり痛みを感じますよね。

そんな経験からも歯には神経が通っていることはみんな知っています。

しかし、歯の全体的なイメージとしては骨のような硬い塊りで、それ自体が生きているようには思えませんよね。

ですが、歯は神経だけでなくリンパ液が歯の中を流れていて、歯は生きているのです。

このリンパ液の中に様々な栄養素が含まれていて、歯の内側から外側に向かって流れ、隅々までその栄養が届くことで歯は正常な状態を維持しているのです。

また、様々な液体が歯の内から外に向かって染み出ていることで浄化作用になり、細菌が侵入することなく虫歯にならないわけです。

ですから、歯そのものが活動していて、「臓器」と同じなわけです。

しかし、砂糖など糖類で血糖値が急激に上がるとリンパ液が逆流…

外側から内側に向かって流れ出す。

これによって歯の表面に付いた細菌を吸引する形になり、歯の内側からも虫歯が発生するということ。

糖質は原因ではあるものの、糖と細菌の発酵から起こる要因ではなく、

「血糖値の上昇」が問題なわけです。

また、ストレスを感じることでもリンパ液が停滞。歯の浄化作用が弱くなり虫歯になりやすくなると。

さらに運動不足や栄養不足、薬の副作用なども虫歯の原因になっているようです。

虫歯の根本的な原因はこれです…

上記で話した砂糖などの糖質、ストレス、運動不足、栄養不足、薬といったことが虫歯の原因ではあるのですが、もっと根本的な原因があるのですね。

それは「酸性体質」

唾液検査をしたことがあれば分かると思いますが、要は「酸性体質」とは「PH」の数値が低い体質のこと。

「PH(ペーハー)」とは、酸性・アルカリ性を示す数値。

0~14の数字で表され、数値が低いほど酸性で、高いほどアルカリ性。PH「7」が中性です。

体が酸性になると、歯の中を流れるリンパ液も酸性になる…

すると、歯は中和させようとミネラルが溶け出し、溶け出た部分に空洞ができることでそこから細菌が侵入、虫歯になるというわけです。

ですから、体が酸性になるから虫歯になるということ。

実際に「唾液のPH測定で、PH7.5の人には虫歯が一本も見つからなかった」というデータもあります。

ということで、

唾液のPH測定で中性以上の人は虫歯になりにくく、酸性に傾くほど虫歯になりやすい。

虫歯の根本的な原因は、「酸性体質」になっていることなのです。

最後に

いかがでしたでしょう?

今回の話でお気付きになったと思いますが、

結局のところ、虫歯でも「普段何を食べているか?」という「食生活」が重要なポイントになっているのですね。

要するに体が酸性だから虫歯になる…

【体をアルカリ性にすれば虫歯は防げる】ということ。

体が酸性なのか?アルカリ性なのか?は、普段の食事がものすごく深く関連している…

で、実は体が酸性になっていると他にも様々なデメリットを生み出します。

次回は、「体が酸性になるとどうなるのか?」についてお伝えします。

【出典】
「免疫力が上がるアルカリ体質になる食べ方」(第4章 最新の虫歯・歯周病研究について)著者 小峰一雄

今回のおすすめ酵素料理

今回は今回の酵素料理は以前、納豆レシピでご紹介した「梅みそ」を使った、
簡単!「梅みそドレッシング」を伝授!

「梅みそ」が、なかなか使い切れない時の必殺アレンジになります。

で、酵素食を実生活に取り入れていれば、自然と「サラダ」の頻度は増えていると思います。

するとドレッシングのレパートリーは多いほど良い…

いろんな味でサラダが楽しめますから。

「梅みそドレッシング」は、作り方も簡単で、梅の風味が効いてほんのり甘くどんなサラダにも合う!

画像をクリックして、ドレッシングレパートリーを拡大して下さい。
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