甘味調味料は、これもおすすめ!

【てんさい糖のこんな欠点】

以前、「砂糖はこれを避け、これを使うべき!」という健康情報をお伝えしましたが、

憶えていらっしゃるでしょうか?

避けるべき砂糖はGI値が100以上の白砂糖・グラニュー糖などの精製度の高い砂糖。

で、使うべき砂糖はGI値が61と低い、

「てんさい糖」

もちろん、GI値15の血糖値上昇が極度に低い、

「みりん」ほど安心な甘味調味料はないのですが、

みりんは水分量が多く、水分を加えたくない料理には合わない…

それで、そういった料理の際は砂糖の中でもGI値が低い、

「てんさい糖」をおすすめしたわけですね。

でも、この「てんさい糖」。

”溶けにくい”という欠点があります。

加熱料理ならすぐ溶けるのですが、加熱しない料理の時…

例えば、白和えの「和え衣」などに使う時に「てんさい糖」だとなかなか溶けず、混ざらず、食べた時に一部分だけ甘かったり…

ドレッシングに使う場合でもなかなか溶けないので「混ぜる」時間がかかるわけです。

では、何がいいのか?

実はGI値も低くて、料理でも溶けやすい最適な「糖類」があるのですね…

ということで、今回は、みりんより水分量が少なく、GI値も低く、

健康にも料理にも最適な「甘味調味料」をお伝えしたいと思います!

身近に手に入る”あれ”

最適な「糖質」とは何か?

それは「はちみつ」です。

はちみつは、「みりん」のように水分量が多くなく、どろっとして濃度が濃いのでシャバシャバしてません。

なので、水分を加えたくない料理にも使いやすい…

そして、濃度が濃いと言っても液体なので、何にでもすぐ溶けて混ざりやすいわけです。

スーパーでも手に入る身近なものが「便利な甘味調味料」だったりします。

GI値が低い「はちみつ」はアカシア

何より注目すべきは、はちみつのGI値の低さ。

実は、てんさい糖より低くてGI値は「51」なのです。

要するに血糖値が上がりにくい。

さらに「はちみつの種類」によってはもっと低い場合もあります。

例えば「アカシアはちみつ」だと、

なんとGI値はたった「32」。

ちなみにアカシアとはこんな↓植物。

で、逆にGI値が高い「はちみつ」もあって、例えば「百花蜜」だとGI値は「88」。

はちみつの平均的なGI値は「50」と覚えておけばいいと思います。

白砂糖のGI値「110」に比べたら半分以下なので、かなり安心できる「甘味料」ですね。

唯一のデメリット!?

はちみつは、健康にも料理にも最適な「甘味調味料」なのですが、

やはりここがデメリット…

それは「値段が高い」。

少量なら300円くらいですが、同じ量で考えるとてんさい糖のほうが圧倒的に安いですよね。

でも、健康を優先するとGI値の低いはちみつを使ったほうが良いのではないかと思います。

また、「はちみつ」には「てんさい糖」や「みりん」にはない、

すごい栄養素がありますよね…

砂糖とはちみつどっちが先輩??

栄養素の前に、はちみつの歴史をちょっと…

日本ではちみつが登場したのは「飛鳥時代」と言われていて、日本書紀にも養蜂の記録が載っているそうです。

それより前に、エジプトが起源と言われていて、壁画などに養蜂の様子が柄が画れていると。

はちみつは歴史が古いです。

それに比べ、白砂糖なんてつい最近じゃないでしょうか?

てんさい糖でも1700年代からと言われてますから、歴史が長いのは「はちみつ」ですね。

はちみつのほうが先輩です…

肝心の栄養素は…

で、栄養素…

まず、ミネラル全般が多く、ビタミン類も豊富に含んでいて、カラダの維持に欠かせない成分を含んでいます。

それらの栄養素によって風邪もひきにくくなりますし、はちみつの糖分は比較的早く吸収されるので疲労回復にも効果的です。

それと有名なのはポリフェノール。

フェルラ酸、クリシン、カフェ酸など聞きなれないポリフェノールを含み、

「はちみつ」が抗酸化作用が強いと言われているのはそれらの成分があるからです。

あと「グルコン酸」という有機酸も含み、

これは腸内の善玉菌を増やす効果がある成分。

「はちみつ」が健康にいいと言われるのは、こういった特殊な成分も含んでいるからだと思います。

最後に

いかがでしたか?

「はちみつ」は液体で料理に溶けやすく使いやすいだけでなく、

GI値が51と低く、血糖値が上がりにくいので安心…

何よりミネラル・ビタミン・ポリフェノールなどの栄養素も豊富で白砂糖やてんさい糖には無い健康効果が得られるわけですね。

健康を優先した甘味調味料を使いたいなら、てんさい糖より、

「はちみつ」が良いってことです。

今後、はちみつを使った酵素料理も紹介していくので、

是非参考にして下さい。

今回のおすすめ酵素料理

今回の酵素料理は「酵素が摂れるナムル」です。

通常、ナムルは”加熱した野菜”とタレを混ぜて作りますから野菜の酵素を失ってます。

ですが、
『胡麻効き過ぎ!?大根とニラのナムル』は、
野菜を加熱せず「塩もみ」で調理します。

これなら酵素を失っていないナムルが作れると。

もちろん、味も間違いなし!
作り置きもOK!

野菜らしさを強く感じる酵素レシピを見て下さい。
画像↓をクリック!

★『胡麻効き過ぎ!?大根とニラのナムル』

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

★カテゴリー

★おすすめレシピ

  1. ★長芋の梅しそ和え

  2. ★貝割れ大根と玉スラの花カツオかけ

  3. ★アボカドの浅漬け

  4. ★ズッキーニとじゃが芋のガーリックオイル和え

  5. ★アボカドドレッシング

  6. ★たっぷり酵素!ほうれん草のナッツ和え

  7. ★小松菜のキムチマヨネーズ和え

★食の健康知識

  1. 添加物の影響を避ける方法《1》

  2. 遺伝子組み換え【1】「必ず遺伝子組み換え食品を食べている!」と断言できる理由

  3. ガンは抗ガン剤では治らない!?

  4. おすすめ!本物の「発酵調味料」

  5. 和食の基本=栄養を捨てている

  6. 防カビ剤の危険

  7. 「クエン酸」のすごい健康効果

TOP