添加物の影響を避ける方法《1》

お総菜の原材料、見てますか?

今回は、加工食品の選び方についての話。

それと添加物に対する全体的な考え方の指標になる内容でもあります。

それは、健康リスクの軽減に繋がります。

で、スーパーの「お総菜」…

普段、気にしていないと添加物がたっぷり含まれていることに驚く方もいます…

私も添加物の勉強を始める前は、時間がない時にお総菜や巻きずしなどを買って食べることもありました。

ですが、添加物の悪影響を知って、惣菜の原材料を見た時は驚きました。

「えッ?こんなに入ってんの?」と…

特に「巻きずし」は、お総菜以上の添加物のオンパレード。

それを知ってからは、スーパーの巻きずしにはすごく違和感を持つようになり、味も「よ~く考えたら変な味がするな」と思うようにもなりました。

料理人現役の頃は、毎年節分で数百本も巻きずし作ってましたから、手作りの寿司の味を思い出して、余計に違いを感じたのかもしれないです。

(※味の違いを上手く表現できないですが、スーパーの巻きずしは後味と風味が何か変な感じ…舌にいつまでもその違和感が残っているような感覚です。手作りはそんなものはありません)

で、スーパーのお総菜、寿司類、弁当もおにぎりも低価格。

ですから、利益を出すために…

また、食料品を扱うお店の一番の恐怖は「食中毒」で信用を失うことですから、食中毒防止のために保存料なども多くなり、添加物全体が大量になるわけです。

厚労省を信用していいのでしょうか?

そもそも、多くの方が「食品添加物は安全」という認識でいますよね。

できるだけ「避けてます」という方でも、頭の片隅で「国が認めているし、微量だから」と思っているのではないでしょうか…

本当に「危険だ」と強く認識していれば食品添加物が入った食品など一切食べないですよね?

で、食品添加物の「肯定派」の方って結構多いのですが、その理の1つは、

『厚生労働省が安全と認めているから』、「だから安全」といいます。

国の機関ですから、正しいことをいうのが当たり前。

もちろん正しいこともあるでしょうが、全てがそうでしょうか?

例えば「B型肝炎」…

昭和23年から昭和63年までに行われた集団予防接種など注射針・注射筒の使い回しによって、110~140万人がウイルス性肝炎に感染し、感染者の方々によって訴訟が起こった問題ですね。

(「B型肝炎」…乳幼児がウイルス感染した場合、ウイルスが肝臓に留まったまま感染状態が持続し、成人になると慢性肝炎や肝がんなどを発症する病気)

厚労省は始め、”安全な接種”とし、集団予防接種が原因だと認めなかったわけです。

しかし、裁判によって証明され、厚労省は認めざる得なくなり、国は損害賠償金を給付したと。

これ、「始めは分からなかったから」「結果論だからしょうがない」で済まされる話ではありません。

「私たちに命に関わることなんだ」ということ。

始めも後もなく、危険なことを推進していた、間違った情報を伝えていた国の機関であることは事実なのです。

そこを絶対に見逃してはいけない。

水俣病だって同じ。他にも挙げればキリがありません。

そして「添加物はそれに当てはまらない」なんていう100%確実な理由・証拠なんてない…

「厚労省は正しいことを言ってくれる」という認識を持っちゃ駄目なんじゃないでしょうか?

おそらく、現在の「新型コロナ”ワクチン”」も近いうちにB型肝炎と同じようなことになります。

始め厚労省はワクチンによる後遺症を認めませんでしたが、子供の心筋炎の発症も認めました。

(…といってもまだ、「ワクチンが原因で死亡した」ということは、認めていません。
ワクチン接種の前日まで元気だった人が死んでますけど?それで認めないとか、あり得ないですが…
⇒疑義だらけの厚労省の資料

こんな厚労省が信用できますか?と。

「〇〇添加物はこんな研究で安全」…

私は信じません。(国のやること全部疑ってますが…)

(現に過去に安全だと認めていた添加物が近年、研究し直すと危険性が明らかになった、という事例も多々あるのです)

だから、私は食品添加物「否定派」です。(「保存料で日持ちする」など一部はメリットとして認めています。「すぐに腐らないこと」はメリットですから)

国の重要機関が「正しい情報を伝えない」というのは、

添加物の発がん性・アレルギー・依存症の危険…という以前の大きな問題だと思います…

お総菜「ごった煮」で検証

では、実際のお総菜の原材料、何が書いてあるのか?

お総菜の一例として「ごった煮」。「煮しめ」みたいなものです。

これ、わざわざ買って来ました…

で、肝心の原材料名が…

何度もお伝えしてますが、原材料名は重量の多い順に記載されています。

それと食材類の次に添加物が書かれています。(きっちり食材と添加物、分けてある場合と続けて書いてある場合があります)

この「ごった煮」は前半が栄養成分の記載です。

里芋から食塩まで食材。「/」が区切りになってます。

添加物どうのこうのという前に、里芋の”中国産”というところで違和感を持つかもしれませんね。(笑)

それと果糖ブドウ糖液糖は添加物ではないので、食材の一部。

(添加物としか思えませんが…果糖ブドウ糖液糖については⇒こちらの記事

書いてある通り「調味液」なので、調味料の扱いなのでしょう。しかも「しょう油」「いんげん」より前に記載があるので、結構多いってことです。

というより「砂糖もみりんも入っているのに果糖ブドウ糖液糖なんかいらんやろ!」とツッコミたくなりますが。

お総菜の添加物は何のため?

で、ソルビットからが添加物。

ソルビット、調味料(アミノ酸等)、PH調整剤、水酸化Ca(カリウム)、加工澱粉、グリシン、凝固剤の7種類。

私、いつも買い物する時、必ず原材料名を見るのですが、添加物7種は多いほうだと感じます。

私の中で基準はありませんので、何とも言えませんが全体的な感覚です。

それぞれの役目は、ここで全部話すと長くなるので、今後少しづつお伝えしていきますが、

全体的な役目をザックリ言いますと、甘みが沁み込みやすくなったり、水分が保持されてしっとり感が長持ちしたり、艶が出たり、腐敗防止効果で日持したりなどです。

「添加物」=「よくわからないもの」

普通に考えて頂きたいのですが、野菜の煮物を作る時にソルビット・PH調整剤・凝固剤を入れますか?

入れないですよね。

本来、野菜と調味料さえあれば作れる料理です。

グリシンがどうだとか、水酸化カリウムがどうとか、知っておくと役目や危険性が分かるので、それはそれでいいと思いますが、

煮ものに加工澱粉なんて入れないでしょ?と。

「出しっぱなしだから、腐らないための添加物はしょうがない」ではなく、

本来、必要無いものが入っている、なんだかよく分からな物質をカラダに入れていいのか?と考えて頂きたい。

普通の感覚で、知らないものが入っている食品は「買わない」という選択で良いのではないでしょうか?

今後も添加物が何なのか?どんな危険性を持っているのか?を詳しくお伝えしていくので、そういう知識が増える…

そうなることでスーパーの「惣菜」などは自然に避けるようになっていくと思いますが、

今の段階で「添加物は気にしてない」「気にしている度合いが弱いかも」という場合は、

「良く分からないものは避ける」という『普通の感覚』で買い物をしてみて下さい。

お総菜を買っているのではなく…

「楽したい」「すぐ食べたい」

これは、人間の本能的感情ですから料理に関して、食べることに関してもその本能が出てきます。

料理を作る時間を短縮すれば楽できる=「お総菜」

作らなくていいからすぐに食べられて楽チン=「お総菜」

楽したいから「お総菜」を買うわけですよね。

「楽できる」というメリットがあれば、必ずデメリットもある。

メリット・デメリットはワンセット。

となると、こんな考え方ができないでしょうか?

【お金を払って不健康を買っている】

「楽できる」というメリットが得られる反面、添加物の影響で何かしらカラダがおかしくなっていくというデメリットも得ている…

「俺はお金を払って病気を買うのか?」

私は本能的感情のストッパーとして、すぐ食べられる好きな食品の前で立ち止まって迷ったら、そう考えるようにしています。

すると、「止めとくか…」となります…

時にはご褒美

添加物を避ければ、病気のリスクはちょっと減ると思います。(いや、結構減るかも)

でも、現代はストレス社会。

「添加物を避けること」も毎日毎日続けていれば、ストレスの1つになりますから、

新たなストレスになる。

ですから、ご褒美で2~3ヶ月に1度くらいは、添加物MAXだけど好きな食品は食べても良いのではないかと思ってます。

私は、料理の世界に入って先輩たちが居酒屋に連れて行ってくれるようになってソーセージがすごく好きになりました。

特に炉端焼きのお店。

炭火で程よく焦げが付く程度に焼いた「粗びきソーセージ」がめちゃくちゃ香ばしくて美味しい。

炭火が無くても、直火で炙っても旨い!皮がパリッとなる。

ケチャップ&マヨネーズを付ければ、ビールが止まらなくなるわけです。

でも、ソーセージといったら、お総菜の2~3倍は添加物が入ってます。

と分かりつつ、昔から好きな食べ物は楽しみとして味わいたい…

なので、たまのご褒美として3ヶ月に1回くらい食べてます。(痛風が完全には完治してないので、ビールは飲みませんが…)

ただそのソーセージの中でも、できるだけ添加物が少ないものを選ぶようにしています。

比較することも大事

原材料表示を見ましょう、という話に戻るのですが、

ソーセージでも添加物多いものと少ないものがあるのですね。

例えばこれ…

上が「鬼滅の刃」のキャラクターソーセージで下がシャウエッセンのソーセージ。

圧倒的にキャラクターソーセージのほうが添加物が多いですよね。

これ、原料の質が悪いほど添加物が多く使用されます。誤魔化すために。

要するに肉の質が悪い可能性が高い。

「結着材料」という記載がありますから、要はいろんな肉の部位をくっ付けているということ。

廃棄されるような肉の部位を使っていたり…

それとしょう油とかでいろいろ味付けもしてある。

本来、ソーセージはひき肉と皮になる腸とスパイス&塩があれば作れます。

それ以外の物は必要ないでしょ?と。

でも、楽しみの食品ならその中でも「できるだけ添加物が少ないタイプ」を選べば健康リスクが少なくなりますよ、ということです。

また、添加物の多さは、食品の価格にも比例することがあります。

今回買ってきたシャウエッセンは、小さいその中でも5本くらいしか入ってなくて128gで298円。(私、スーパーで買う時はいつもこれ。)

「鬼滅の刃」のキャラクターソーセージは串に刺してあるでっかいソーセージが4本で240g、198円。

安い物を選ぶと添加物が多くなってますよってことです。

小さい子供さんがいらっしゃって、喜ばせようと「鬼滅の刃」のようなキャラクターソーセージを選んだ場合も添加物が多い。

子供さんの健康を選ぶのか?子供さんの一時的な喜びを選ぶのか?という選択ですね。

「食べる楽しみ」のご褒美は必要ですが、その中でも少しでもリスクの低いものを選ぶことがっ大事だと思います。

同じ食品でもいろいろ比較して「少数添加物」の食品を選ぶようにしてみて下さい。

最後に

今回、お総菜のごった煮とソーセージを取り挙げましたが、これはほんの一例。

食品の中身・状態・謳い文句といった「表」の確認だけでなく、「裏」もしっかり見る。

様々な食品の「裏(原材料)」を見ることで気付くことがあります。

原材料を見てないという場合は、食品を手に取るごとに必ず見るようにして頂きたいと思います。

健康リスク軽減のために…

今回のおすすめ酵素料理

『★甘酒ドレッシング

添加物といえば加工食品…

でも、加工食品の中には体に悪そうなものばかりでなく、

体にやさしい「発酵食品」もありますよね。

そんな体に良い発酵食品と言えば「甘酒」もその1つ…

甘酒といえば温めて飲むのが定番ですが、薄める前の甘酒の原液...

「甘麹(あまこうじ)」を使って簡単ドレッシングを伝授!

「甘麹」に酢・油・みりん・塩・胡椒を加えて混ぜるだけ。

これこそ「和風ドレッシング」と言えるのではないでしょうか...

加熱してない”本物”の「甘麹」と「お酢」を使えば、ドレッシングからしっかり「酵素」が摂れる。

サラダにかければ、野菜の酵素と合わせてたっぷり摂れますし、揚げたり、焼いたりした魚料理などにかけても美味しいです。

「発酵食品ならでは」と言える、甘麹の深みのある甘味が「不思議なドレッシング」に仕上げてくれます!

レシピみて下さい。
画像をクリック!

『★甘酒ドレッシング』

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コメント

    • 山内玲子
    • 2022.11.30 6:04am

    この添加物にかんする記事、たいへん勉強になりました。大体知っていたことでも、このほうに明確に指摘していただくと、目からウロコが落ちますね。訳の分からない物質は添加物で、避けた方がいい、ということ、日頃そうしていましたが、今後は確信をもって避けたいと思います。役に立つ記事をありがとうございました。

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