パンを食べると依存症になる!?

【小麦は危険!の再認識】

今回は「本気で小麦を控えて下さい!」という話をします。

小麦の危険性は健幸もぐもぐ瓦版の6回目の講座でお伝えしたのですが、

憶えてますか?

かなり前の事なので、もしかしたらお忘れになっているかもしれません。

「しばらくは止めていたけれど、気が付いたらパン・パスタ・ラーメン・うどんなど、また食べる回数が多くなっている…」

そうなってませんか?

現代、特に「パン」は手軽に食べられますから、食べる頻度も多くなりがち…

「私はそんなことはない!」
「忘れてない!小麦は今も控えてます!」

という場合は、是非そのまま続けて下さい。

最後に話しますけど、小麦が…厳密には「グルテン」が様々な病気に繋がっていて、現に小麦を止めた方の多くは、それらの病気が治っているわけです。

それほど「小麦」は、私たちのカラダに悪影響を与えていると…

なので、もう一度その危険性について思い出して頂きたい。

人は最低でも6回、同じことを繰り返さないと覚えないので、小麦の問題だけに限らず今回の話をきっかけに「健幸もぐもぐ瓦版」でお伝えしたことは何度も復習して頂きたいです。

ということで、

あらためて病気の原因の1つは食べ物であり、その中の1つが「小麦」であるという危機感を持って頂き、

特にパンは美味しいというメリット以外は不健康なデメリットしか見つからないほど、避けるべき加工食品。

なので、

パンに関しては一切食べない…ラーメン・パスタ・うどんも食べる頻度を大きく減らして頂きたい。

その再認識のため、さらなる小麦の危険性をお伝えしますので、しっかり読んでみて下さい。

「グルテン」が体に悪い3つの理由

「小麦の危険性」について、簡単に復習したいと思います。

小麦の危険性は「グルテン」が原因であることは憶えてますよね。

そのグルテンには3つの危険性があると…

「1、リッキーガット症候群」
グルテンは腸の防壁機能を破壊します。その異常によって腸の粘膜細胞の結合部が開いたままの状態になってしまう症状です。
簡単にいうと「扉が開いたまま」なので、本来血液に侵入しないはずの食べ物内に含まれる毒素などが血液に入ってしまうわけです。
そこから血液の異常が起こり、様々な病気に繋がっていくと。
また、腸の防壁細胞の異常は、お腹の膨張感、腹痛、下痢などの症状を引き起こします。

「2、アレルギーの発症」
グルテンが分解されると現れる「ペプチド」は、体内に入ると免疫が異物と認識し、その抵抗のために「IgE抗体」が過剰反応して「アレルギー症状」を発症します。

「3、脳の麻痺&依存症」
これが一番怖いのかもしれません。
グルテンは分子構造が特殊。その構造がモルヒネやアヘン、ニコチンのような中毒性を生み出すのです。
脳が快楽を感じ、空腹中枢を刺激させるので「依存症」になることです。
それでパンを食べることを止められなくなり、だんだん体がおかしくなっていくと。

という以上の3つ危険性がありますが、

さらに言えばもう1つ…

「GI値が高い」ということ。
GI値は「血糖値上昇の度合いを数値化したもの」で数値が高いほど血糖値が上りやすい。

例えば、低GI値のみりんは「15」ですが、小麦は「72~74」です。

実はそれ、「全粒粉」の数値なので、精製された真っ白の小麦はもっと数値が高いということ。
高GI値の白砂糖(110)よりは低いですが、血糖値上昇の危険性も否めないわけです。

という危険性がグルテンにはあるということを思い出しておいて下さい。

特に3つ目の「依存性」があることは肝に銘じて頂きたい…

アルコールのような依存性

実はグルテンで依存症になってしまう原因は他にもあるのですね。

それが「アルコール」。

どういうことか?

グルテンは分子構造が複雑であるため非常に消化が悪い。

胃腸で分解できない場合があるのですね。

ですから、十分に消化できず、腸内で発酵し「アルコール」を発生させます。

アルコールの依存症は一般的にも有名ですが、あれと同じ現象が起こる…

お酒を飲まなくてもパンを食べると慢性アルコール中毒になってしまう。

よってパンを常食していれば、腸内で常にアルコールが発生…

食べない期間が1~2日あっただけで欲求不満になるほどパンが食べたくなってしまうわけです。

もちろん、パンに限らず小麦を使った加工食品全般に言えること。

特に麺類は多くの方が食べる頻度が多いですよね。

ラーメンやパスタが食べたくなるのは、美味しいからというだけでなく、グルテンの「依存性」も関係しているのかもしれません。

パンを今すぐやめるべき!理由とは?

パンはグルテンの問題だけでなく「焼いている」という点でも健康に大きな害があります。

パンは表面がキツネ色に焼けて、見た目はすごくおいしそうですよね。

でも、あのこんがり焼けた部分は「アクリルアミド」といって強烈な発がん性物質が存在するのです。

また、こんがり焼けた部分は「糖化」の表れでもあります。

これも何度もお伝えしていますが、「糖化」は体内の余分な糖質がたんぱく質とくっ付いてしまうことで、この反応の際に発生する「AGE(終末糖化産物)」が老化を促進させてしまうのです。

おいしそうな焼け色は、悪玉物質そのものと考えてもいいと思います。

小麦の消費量に比例して「ガン」が増加している…

この話は確実なエビデンスはまだ出てないのですが、それでも間違いないと言えるのでお伝えしておきます…

病気の原因の1つは食べ物であるというのは、もう疑う余地が無いと。

その食べ物の原因の1つとなっているのが「小麦」だということ。

で、大雑把に言いますと日本政府は医療費に50兆円かけています。

それだけのお金を使って病気が減ってないっておかしく無いですか?

例えば、糖尿病はここ50年で患者が50倍に増えていますし、これも何度も言ってますが「ガン」は3.8倍に増え、年間30万人も亡くなっているわけです。

「ガンはタバコが大きな原因だろ」なんて意見もありますが、現在の喫煙率は1950年から比べると1/6にまで減っているのです。

なのに肺ガンは7倍に増えているわけです。

禁煙者が圧倒的に増えているのに肺ガンが増えているって本当にタバコが原因ですか?と…

しかもタバコがメインの原因なら10歳以下の死亡原因のトップが「ガン」であることの説明がつかないでしょ?

もちろん、タバコがガンの原因になっている人もいるでしょう。しかし多くはない。

そして、乳ガンも増えています。1970年から言えば5倍の患者数。

要は「食べ物」が大きな原因になってませんかと。

WHO(世界保健機関)でさえ、【病気の一番の原因は食べ物】とレポートで発表しているわけです。

日本はそれを無視してます。

一応、日本政府は『ガン10か年計画』という「がん対策」を3~4回も実施しているのに何でガン患者もガンで死ぬ人も減らないのですか?と。

交通事故で亡くなる方は様々な対策によって年間2万人死んでいたのが3千人まで減っているのに、

なぜガンなど病気は減っていかないのか?

反面、アメリカは1990年をピークにガンで亡くなる方はどんどん減ってます。

未だにジャンクフードを食べる人たちもいますが、ベジタリアンの人も増えるなど正しい食事を摂る方がすごく増えていて、

それでアメリカはガンが減っているといわれています。

またアメリカは健康保険が無いことで医療費がかからないよう「病気にならない!」という選択をする人もかなり増えているのです。

で、日本の話に戻しまして、

やはり、ガンを含めた病気の原因は食事の問題が大きく、

特に「小麦」の摂取量が増えるのと比例してガンで死ぬ人も増えているのです。

さらに言えば乳製品の摂取量もガンと比例しています。

さらにさらに「食品添加物」も…

この3つの摂取量の増加とともにガンが比例して増えているという疑いようのないデータがあるわけです。

まさに戦後、アメリカに小麦を買わされるようになってからの結果…

私たちは、パン、ラーメン・パスタ・うどんを食べ過ぎていないでしょうか…

ギョウザ、肉まん、天ぷら、お好み焼、タコ焼き、ケーキ、スナック菓子、カレールウの素などなど、

様々な小麦料理、小麦加工食品が世の中に溢れていることを考えると多くの方がは相当量の小麦を摂っていると。

日本国民一人当たりの小麦の年間消費量は「33.1㎏」(2017年データ)です…

戦後から急激に増え、その後70年間ずっ~と平均30kgを超えています。

戦前、現代のようにガンも糖尿病もそれほど多くなかったことを考えると、

「小麦」が病気に繋がっていると言えると思います。

※ちなみにヨーロッパ人も小麦の摂取量が多いですが、それは耐性を持っているからと言われています。

数万年前から小麦を食べていたと言われていますが、日本人が小麦を大量に食べるようになってまだ100年も経っていないわけです…

要するに日本人は「小麦」に耐性を持っていないということです…

どうしてもパンが食べたいなら…

私はまず、パンを止めることをおすすめします。

特に甘い系のパンは砂糖の依存性もプラスされ、非常に中毒性があるからです。

でも、どうしても止められない…食べたいという場合は、イースト(酵母)の入ってない「ビタパン」ならマシです。

または「トルティーヤ」というピザ生地でもOK。

「トルティーヤ」は、とうもろこしが原料なので小麦の心配不要。

薄くて円い平らな生地なので、野菜など巻いて食べると美味しいです。

炭水化物はお米や芋類で摂ることもできますから、小麦を避けたからといって特に困ることはないと思います。

グルテンフリーの方もたくさんいますからね。

最後に

いかがでしたか?

あらためて「小麦」の危険性を再認識して頂けたでしょうか。

私たち日本人は3000年以上も前からお米を食べて生きてきました。

小麦を多く食べ始めて、たかだか100年弱…

日本人のカラダには合っていないのです。

体に合うようになるまで、この先何千年もかかるでしょう。

そんなの待っている間に小麦の悪影響で病気になる人がさらに増え、日本人が激減してしまいます…

パン食を止めて、小麦食品を減らし、お米食に戻しましょう。

そして、果物をたくさん食べましょう。

酵素がたくさん摂れて健康になれます。

今回のおすすめ酵素料理

今回の酵素料理はごはんのお供になるお手軽一品、

『長芋の香味タレ漬け』です!

薬味の風味が効いた漬物的な副菜で、長芋は「生」なのでシャキシャキ食感も楽しめます!

作り置きできるところがポイントです。

レシピみて下さい!
(画像↓をクリック)

★『長芋の香味タレ漬け』

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

★カテゴリー

★おすすめレシピ

  1. タラのマスタード焼き ブロッコリードレッシング

  2. ★プロの味!発酵土佐酢

  3. ★ひきわり納豆の梅みそ和え

  4. ★マヨネーズ不要!? ツナ缶コールすろーサラダ

  5. ★酵素活性!トマトのふんわり玉子炒め

  6. ★甘酒ドレッシング

  7. ★手作り「甘こうじ」

★食の健康知識

  1. 16時間空腹ダイエット健康法

  2. 食品添加物はどれ?「原材料の見方」

  3. 消化負担の少ない「果物の食べ合わせ」

  4. クスリに悪影響を与えるフルーツ

  5. おすすめ!本物の「発酵調味料」

  6. 防カビ剤の危険

  7. 小麦で不健康になるのは日本人だけ!?

TOP