★人参の胡麻グラッセ

【人参の美味しさを最高に楽しめる究極の調理法】

洋食の定番とでもいいましょうか、ハンバーグなどの付け合わせに付いている人参の煮物…

「人参のグラッセ」

水とバターと砂糖で水分が無くなるまで煮るシンプルな煮物ですね。

一般的には砂糖を加えて焚きますが、今回お伝えする「人参のグラッセ」は砂糖は使いません。

ですが、十分美味しくなるのです。

と言いますか、これが本来の人参の美味しさを最高に楽しめる究極の調理法かもしれないです。

調味料は塩1つまみだけ。

「人参の甘みだけで、こんなに美味しいのか!」と思って頂ける一品です。

みりんや砂糖で味付けする煮物からは感じることができない優しい甘味…

その甘みを十分引き出すには少量の油分も大事。といってもバターやマーガリンの動物性脂肪はカラダにマイナス。(摂り過ぎた場合)

避けている方も多いと思います。

そこで、「練り胡麻」。

胡麻なら植物性の油。これなら安心ですよね。

胡麻の油分でコクを加え、人参の美味しさを引き出しています。

ほんのり胡麻風味がして、この香りも人参と相性がいい。

「人参の胡麻グラッセ」は、かなりおすすめです。

この料理、私の秘密のレシピ帳の隅っこにメモがありまして、「そういえばこんな料理があったわ」と久しぶりに作って食べたのですが、やっぱり美味しかったです。

ほんと人参の自然な甘みが感じられます。

今回のレシピは2人前分ですが、大量に「作り置き」しておいてもいいですね。

簡単なレシピですが、「失敗しないための大事なポイント」もありますので見て下さい。

◆レシピ

【材料】(1~2人前)
人参…1本(150g)

【煮汁】
水…150cc
練り胡麻…小さじ1杯
塩…1つまみ

1、人参(1本)は、皮ごと3等分に切り分けます。
2、縦6~8等分に切ります。

※下部・中央は6等分に。上部は8等分に。
3、内側部分を面取りします。

※ここが一番煮崩れしやすいので、角を切り落とす。
4、鍋に人参、水(150cc)、塩(1つまみ)を入れ、強火にかけます。

練り胡麻(小1)も加えます。

※水は人参に完全に被る量を入れて下さい。(150ccより多くなってOK)
5、練り胡麻は、水が少し温まってから入れると溶けやすいです。
6、沸騰したら中火にして8分~9分煮詰めます。

※煮汁が少なくなってきたら、弱火で煮詰める。
7、煮汁がほぼ無くなるまで煮詰めたら出来上がり!(弱火にしてから約5分)
8、小鉢に重ねて小高く盛って完成です。
★美味しく作るためのポイント動画
【中央の再生ボタンをクリックして下さい】

練り胡麻と塩を加えて煮汁が無くなるまで煮詰めるだけ。

簡単ですが、人参の自然の甘みを堪能できる易しい野菜一品です。

是非、作ってみて下さい。

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