食品添加物「増粘剤」って危険なの?

【「何だろう?」と思いつつ、買ってしまう…】

今回は、久々に「食品添加物」の話…

「増粘剤」、「増粘安定剤」という表示を見たことがありませんか?

原材料をいつもチェックしているなら分かると思いますが、

かはり幅広く加工食品に使われています。

間違いなく食品添加物。

では、その「増粘剤」って危なくないの?

危険性は?

「増粘剤って何だろう?」「ドロドロにするもの?」

と疑問を持ちつつ、「ま、いっか」とそれが入っている食品を買って食べていませんか?

そもそも、原材料を見ずに加工食品を買ってませんか?

それは、かなり危険。

「現代は正しい「食」を選ばなければ、病気にさせられる」という心構えを持って頂きたいです。

そして、「増粘安定剤」も病気にさせられる食品添加物の1つになるかもしれない…

世間一般では「比較的な安全な食品添加物」と言われてますが、

実際はどうなのか?

ということで、今回は食品添加物「増粘安定剤」についてお伝えします。

これを知って頂ければ、あらためて食品の原材料に目が向くようになり、

加工食品を避けるモチベーションに繋がると思います。

「増粘安定剤」って何?

「増粘安定剤」は、使う目的によって名前が変わるのですが、

基本的にはどろ~んとした「粘度」「濃度」を付けるための食品添加物です。

「焼き肉のタレ」とか「とんかつソース」などドロ~っとしてますよね。

あのとろみが増粘安定剤。

他の食品添加物で濃度を付ける場合もありますが、多くの場合「増粘安定剤」が使用されています。

原材料には、

「増粘安定剤(ぞうねんあんていざい)」や「増粘多糖類(ぞうねんたとうるい)」と記載されてますね。

「増粘安定剤」には種類があって、その名称が記載されている場合もあります。

また、「糊料(こりょう)」と表記されていることも。

いろんな名称で消費者を混乱させるのですが、「粘度を付けたり」「固めたり」「接着」するための食品添加物、

と憶えていれば問題ないです。

使われる用途で名前が変わる

先にも言いましたように、「増粘安定剤」は食品に使う目的によって名前が変わります。

1、「増粘剤」⇒粘りやとろみをつけるための目的で使用する場合。(少量で粘性が強い種類を使用)

2、「安定剤」⇒固体や液体である食品成分を均一に安定させ、形状崩れ防止の目的で使用される場合。

3、「ゲル化剤」⇒液体をゼリー状に固めるために使用する場合。

粘度を出したり、固めたり、接着したりといった効果の他にも、

食品の「食感」や「のどごし」をよくする役割もあります。

ゼリーなんかは、何んとも言えないツルっ!とした感触がありますし、

ドレッシングなどは粘度があることでサラダによく絡まってしっかり味が感じられる…

では、「増粘安定剤」はどんな加工食品に使われているのか?

こんな加工食品で使用されてます…

挙げればキリがないので、代表的な食品ですと…

カレーやスープや八宝菜の素などのレトルト食品、揚げ物など各種冷凍食品…

アイスクリーム、シャーベット…

ジャムやソース、ドレッシング全般、各種タレなど…

意外な食品では「いくらの醤油漬け」や「野菜ジュース」にも使われている場合があります。

カップラーメン、インスタントラーメンでも原材料をよ~く見て下さい、

「増粘多糖類」と記載があります。

その「増粘多糖類」という表示は、増粘安定剤として使用されている添加物の中で、多糖類に属する物質を複数使用した場合にのみ、記載される名称です。

簡単にいえば、増粘剤が「複数使われている」ということです。

危険性は?

率直に申し上げると増粘安定剤は「安全では無い!」と言えます。

「増粘安定剤」自体は多くの場合、食物繊維がなのでそれ自体の問題より、その食物繊維を取り出すための原料に問題があるわけです。

そして、

他の食品添加物同様、他の添加物と合わせて食べた場合にどうなるのか?

何十年も食べ続けた場合は?

といったことは明確には分かっていません。

動物実験で「短期的には安全」という研究結果が出ているだけです。

見たこと無いですか?こんな添加物…

前述しましたように食品によっては、増粘安定剤の種類の名称がそのまま記載されている場合もあります。

代表的なものは、アルギン酸・グアーガム・タマリンドシードガム・キサンタンガム・ペクチン・カラギーナンなど。

例えば、グアーガムはドレッシングでよく使われていますし、

キサンタンガムは、鶏ガラスープの素に入っていたり…

ペクチンはジャムによく使われてますね。

では、もうちょっとだけ詳しく、それぞれの危険性についてお伝えします…

キサンタンガム

「キサンタンガム」はトウモロコシを原料にしています。

こういった原料になるトウモロコシは、ほぼ全て輸入穀物。

以前もお伝えしたように輸入穀物(トウモロコシ・小麦・じゃが芋、大豆も)はグリホサートという発がん性のある「農薬」を大量に使っています。

そして、それらのほとんどは「遺伝子組み換え」が行われているわけですね。

何度もお伝えしているので分かると思いますが、遺伝子組み換えもゲノム編集も安全性は確かめられていません。

普通に「気持ち悪い」という感覚を持って避ければいいです。

ペクチン

ペクチンは聞いた事があると思いますが、食物繊維の1つ。

この原料となるのは、リンゴの皮や柑橘類、オクラやキャベツなどの野菜、海藻類。

主成分は、「メチル化ポリガラクチュロン酸」という多糖類。

こんなの覚えなくていいですが、ペクチンは口あたりを良くするため、野菜ジュース・アイスクリーム・ジャム・ゼリーなど幅広く使用されています。

このペクチンの懸念は、やはり原材料です。

野菜・果物は農薬が使われてますよね。

特に農薬は食物繊維に多く絡まっていると言われてますから、

ペクチンを含む、増粘安定剤そのものが「農薬の塊り」といってもいいのかもしれません。

カラギーナン

カラギーナンは、刺身などに添えてある「トサカ」などの紅藻類が原料です。

これ、消化される時に発生する分解質が潰瘍や発ガンの原因になると言われています。

「豆乳」や「ゼリーなどデザートの素」、和菓子・チョコレート菓子など菓子類全般で使われています。

キャット・ドッグフードにも。

で、カラギーナンの危険性は非常に厄介で、日本人だけに当てはまる可能性が高い…

なぜなら、カラギーナンを分解できる酵素を持っているのは日本人だけだから。

世界中のほとんどの人種はカラギーナンを消化できないので、発がん物質も出てこない…

でも、私たち日本は分解できてしまうので、その物質が発生する…

厄介なわけです。

特に乳幼児、妊娠中の方は完全に避けたほうが良いと思います。

比較的、安全と言われている「増粘安定剤」

上記で説明したキサンタンガム・ペクチン・カラギーナン、

これらの増粘安定剤には「懸念がある」…

で、他の増粘安定剤は、、、

アルギン酸の原料は天然の海藻

グアーガムは天然のグアー豆

タマリンドシードガムは天然のタマリンドの種子

これらは天然の原料を使用しているということで、危険性は低いと言われています。

また、危険性があるという研究結果もありません。

なので、キサンタンガム・ペクチン・カラギーナンに比べると安全な増粘安定剤だと思います。

とはいえ、

天然だから100%安全とは言えないですし、加工の際に何を加えているか分かりませんから、避けるに越したことは無いですね。

最後に

いいかがでしたでしょう。

増粘安定剤だけ避けても他の懸念のある添加物が入っていれば意味が無いですから、

やはり「加工食品全般」避けることが大事ですね。

もし、どうしても食べたい加工食品がある場合は、今回の増粘安定剤の話を参考にして少しでも安全そうな食品を選んでみて下さい。

酵素食生活を意識すれば、自然と加工食品は避けられます。

あらためて「食生活」見直すきっかけにしてみて下さい。

今回のおすすめ酵素料理

今回は、前回に続き「アボカド」を使って酵素レシピ。

簡単でコクのある「ドレッシングソース」を伝授!

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アボカド特有のたっぷり油分を活かした、濃度の濃い、
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