驚愕!?これが添加物の原料です…

隠された添加物情報

「食品添加物」と言えば、アレルギーとか発がん性など、人間に与える影響が一番心配されていますが、

この問題も食品添加物の懸念材料の1つなのです。

それは、「食品の情報が消費者に隠されている」という問題…

例えば、

・添加物の表示が必要なかったり、一括表示できるルールがある。
・添加物の製造法がほとんど公開されていない
・海外では危険性が高いとして不認可になっている添加物が日本では認可されているといった「認可の情報公開が薄い」
・現代に比べ、検査技術が劣る過去の古い認可のまま、「現在も安全」とされている添加物がある。

などなど細かいところまでツッコめば、他にもたくさんあります。

中には徹底的に調べれば見つかる情報もあるのですが、消費者側から調べなければならないこと自体も問題。

「聞かなければ、言わないのか?」というのと同じ。

本当に安全で「イメージ」的にも安全性が感じられるものであれば、堂々と公開できるはずですよね。

「何か、やましい」と思っているから、堂々と公開しないのでは?と考えるのが一般論。

これは、食品添加物に限ったことではなく、すべての製造業に言えることかもしれませんが…(飲食店も含めて)

今回は、そんな「食品添加物の情報公開の疑念」の問題の中でも、

「添加物の原料」の問題についてお伝えします。

添加物の原料を明確に答えられる人は、かなり少ないと思います。

それだけ、情報の公開が少ないってことではないでしょうか。

で、流石に1500種もある添加物すべての原料は、お伝え出来ませんので、

今回は、「これは本当に安全なのか?」とか「みんな聞いたことがある添加物の原料」など、

8個にしぼってお伝えします。

添加物の原料まとめ

以下、食品添加物の原料を表にまとめました。

左から「添加物名」「原料」「使用目的・使用例」「人体への影響」です。

添加物名 原料 使用目的など 人体影響
コチニール色素 カイガラムシ科エンジムシ

「着色料」
苺ジャム・蒲鉾・漬物・ハム・菓子類のピンク色など

アナフィラキシーショック(アレルギー反応)
銅クロロフィル カイコの糞 「緑色着色料」
山菜・ガム・抹茶菓子など
影響なし
光沢剤・ガムベース ラックカイガラ虫(メス)の分泌物 「艶出し・ガムの原料」
柑橘類、チョコレート、天津甘栗、ガムなど
影響なし

セルロースNa
カルボキシメチル

おがくず
パルプ
「とろみ・粘り剤」
タレのとろみ、
アイスクリームの粘りなど
腸内環境悪化
合成着色料
(赤3号・黄4号など)
コールタール、石油 「着色料」
漬物の着色など
アレルギー反応、染色体異常、赤血球減少、発がん性など
キサンタンガム バクテリアの排出物 「とろみ剤」
ドレッシング・スープのとろみなど
影響なし

グルタミン酸Na、アミノ酸

廃糖蜜+遺伝子組み換えバクテリア、石油(アクリルニトリル

「旨味添加」
カップラーメンなど加工食品全般

神経毒
スクラロース 砂糖+塩素ガス 「甘味料」
ガム、飲料など加工食品全般
過敏性腸症候群、脳への影響
イメージ判断は正しくない…

いかがですか?

見たこと・聞いたことがある添加物が多かったのではないでしょうか?

原料を見ると、明らかに気持ち悪さを感じたり、怖さを感じるものがありますから、そのまま悪いイメージを持って頂き、

添加物を避ける理由にして頂きたい…

というのが本音ですが、厚労省から認可されているから利用されているわけで、

一応「安全なのですよ」ということもお伝えしたい。

根本の知識を伝えず、単純なイメージだけ伝えて間違った認識を持たせてしまっては、よくありません。

嘘つきと同じになりますからね。
(※ちなみにこれをやっているのが、政府です。騙されないよう、くれぐれも気を付けて頂きたい)

ですので、それぞれの添加物の原料について現在明らかになっている情報交え、解説していきます。

コチニール色素=「カイガラ虫」

コチニール色素は、かまぼこやハムなどの「赤色」の着色に使用されていて、

カイガラ虫(正確にはカイガラ虫科エンジ虫、カメムシがの仲間のようです)が原料。葉っぱなどに寄生する虫で、見た目が「貝っぽい」ですから、その名が付いているようです。
(野菜や植物栽培される方にとっては、厄介な虫ですね)

雌の体内に赤色の色素が含まれているので、雌のカイガラ虫を乾燥させ、すり潰して水やアルコールに浸けてたり、加熱したりして色素を抽出します。

で、カイガラ虫のたんぱく質にアレルギーの原因となる成分が含有されているので、昔はアナフィラキシーショックの強烈なアレルギー反応が出たこともあったようです。

現在はそれを除去・精製することで、安全な着色料として使用されています。

ただ安全と言っても、やっぱり画像など見るとカイガラ虫の容姿と何百匹も密集している状態は、気持ち悪いので、「かまぼこ」などに入っていると思うと抵抗感が出てきます…

また、コチニール色素が添加物として使える食品と使えない食品が存在するというのも、安全性を疑う材料になるのではないでしょうか…

で、カイガラ虫の色素を手作業で摘出する動画があるので、虫が大丈夫な方は見て下さい。(カイガラ虫のアップなどは出ません…)

銅クロロフィル=「カイコの糞」

銅クロロフィルとは、要はクロロフィル「葉緑素」です。なので「緑色」の着色料。

クロロフィルは銅イオンと合わせると安定します。加工品に使いやすいようです。

で、その原料となっているのが「カイコの糞」。

「糞」とだけ聞くと気持ち悪いのですが、カイコの糞は 「蚕沙(さんさ)」と言って、中国では大昔から漢方薬として利用されています。

カイコは「桑の葉」を食べまくるので、糞といってもほとんど「葉の成分」。

ということで、現在のところ特に体への影響はないようです。 

ただ、銅クロロフィルの認可が「1969年」とかなり古い。なので、検査技術の上がった今、再検査すればどうなるかは分からないです。

と言いますか、早く再検査して欲しいところです。

抹茶菓子系の着色、山菜(水煮)の着色、ガムの着色などで、結構いろんな食品に使われていますから…

光沢剤・ガムベース=「カイガラ虫の分泌物」

「光沢剤」というのは、チョコレートがテカテカして美味しそうな見た目にするための艶出し、

それとガムの原料その物になっています。

ただ、この光沢剤は様々な種類があって、原料がそれぞれ異なります。

食品に使われている1つが「カイガラの虫」の分泌物が原料になっていると。

ラックカイガラ虫の体の被覆物に含まれる樹脂状物質を溶媒などで抽出して、精製したものです。

コチニールと同じような感じで、虫の中の成分を取り出していると。

これも一応カラダへの影響は無いと言われています…

セルロースNa・カルボキシメチル=「おがくず・パルプ」

セルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロース、どちらもセルロースで食物繊維の成分です。

なので、増粘剤、乳化剤、安定剤として多くの加工食品に利用されています。

要は「粘り」や「とろみ」を付けるための食品添加物。

「おがくず、パルプ」が原料というと「食べ物じゃないじゃないか!」となりますが、

正確には、木材パルプ内の成分がセルロースで、クロロ酢酸と反応させた化学物質が食品添加物として使われていると。

これ、食物繊維ですから、カラダで消化・吸収されません。

「そうか食物繊維か…それなら腸に良さそうで安全なのかな…」

と思いきや最近の研究では腸内フローラを悪化させたり、腸のバリア機能を破壊することが分かってきました。

ここから、「炎症性腸疾患」や「大腸がん」「メタボ」「肥満」に繋がっている可能性が高いという研究報告もあります。

合成着色料=「石油・コールタール」

合成着色料は種類が多くて、全部話すととんでもない長文になるので「赤3号」だけお伝えします。

ザックリ言うと原料は「石油」「コールタール」で、発がん性・アレルギー反応、染色体異常など健康被害があります。

そして「赤3号」は、発がん性の懸念からアメリカ、ドイツやポーランドなどヨーロッパの多くでは使用不可…

何で日本は認可されているのか、全く意味が分かりません。

特にドイツは、非常に健康意識が高い国。その国が認可していない食品添加物ですよ。

危ない物としか考えられないです。

どう思いますか?

キサンタンガム=「バクテリアの排出物」

このキサンタンガムも全部話せば、2~3回分の記事が書けるほど色々伝えることがります。

長くならないようにポイントだけ解説。

キサンタンガムは、「とろみ剤」です。食品だけでなく、歯磨き粉とかシャンプーや化粧品など幅広く使用されています。

で、その原料はキャベツから発見されたバクテリアが元。

バクテリア自ら周囲に保護層を作るために分泌する多糖類(ブドウ糖、マルトースなどの単糖が複数結合した物質)が原料というわけです。

トウモロコシ由来の澱粉を餌にして醗酵させることにで生産されています。

一応、「自然の物から摘出している」ということで天然由来の食品添加物となっていて、

日本では1995年に認可されました。(アメリカは1969年、EC諸国(現EU)は1980年)

1988年、ECでは「生涯にわたり毎日摂取しても健康に影響を与えない」ということで、キサンタンガムは、一日許容摂取量が「制限なし」と改定されています。

加工品の添加物表示で「増粘多糖類」と表記されていれば、ほぼほぼこの「キサンタンガム」が入っていると思っていいです。

近年の認可なので、安全性は高そうですが、「人間の手で作り出している」という点で私は半信半疑です…

グルタミン酸Na、アミノ酸=「遺伝子組み換えバクテリア、石油」

これはもう、言わずと知れた「化学調味料」。旨味添加物ですよね。

この原料、以前は小麦のグルテンを加水分解して生成されるもの利用にしていましたが、

コストが大きくかかるので、低コストで作れるアクリロニトリル(石油由来)の化学合成の原料に変更されていったのですね。

で、もっと低コストで済む方法が発見されまして、現在はキサンタンガムとほぼ同じ、バクテリアに廃糖蜜(砂糖の精製の際に出る廃棄糖)を与えて発酵させ、生まれる原料が化学調味料の元になっています。

安全性は、他の食品添加物と同じで「大量摂取」を避ければ問題ないようですが、

マウスの実験では大量摂取で網膜神経節細胞にグルタミン酸の蓄積があったため、緑内障の原因となっているのでは?という弘前大学の研究もあります。

アジア圏は欧米に比べ緑内障患者が多く、グルタミン酸を摂る量も多い…

それが原因ではないかということです。

神経毒の懸念もありますし、マウスの実験ではありますが「蓄積」もあったことから、

毎日摂っていれば何らかの影響が出るかもしれませんね。

また、原料の元となるバクテリア自体、遺伝子組み換え食物から生まれていることも、懸念材料になると思います。

スクラロース=「砂糖+塩素ガス」

スクラロースは、ホントに多くの食品に使われ、砂糖を使わないことからコーヒー飲料などは「ノンシュガー」という謳い文句で販売されています。

また、スクラロースはエネルギー(カロリー)がないので、商品名の一部に「ノンカロリー」とか「カロリーゼロ」の記載がある加工品も。(これが怖いのですが…)

その原料は「ショ糖」。

製造法をめちゃくちゃ簡単に言ってしまうと、塩素で化学反応させて、生産されています。(本当はもっとややこしい)

スクラロースの問題はいくつかありますが、「過敏性腸症候群」に関してはスクラロースが初めて認可された「カナダ」で研究結果が出ており20年間で「過敏性腸症候群」の増加率643%

「スクラロースが原因である」と断定できそうなほどのエビデンス(証拠)です。

この原因は、スクラロースの一部が体外に排出されないため消化不良を起こすから、とされています。

腸内の善玉菌が減少、腸壁にも傷害が起きるなど、それが「過敏性腸症候群」に繋がっていると。

スクラロースや他の甘味料にも当てはまる問題として、これも怖いのですが、

本来、甘味料にあるはずの「エネルギーが無い」というのは、カラダに入った時に脳を混乱させます。

そして、ホルモンバランスを崩す…

「甘いのにエネルギーがない!」…体はおかしくなるのです。

「子供がキレやすい」「鬱の患者が多い」のは、それが原因だと言われています。

最後に

食品添加物全般に言えることですが、様々なカラダへの影響は多くの場合「大量摂取」によるものです。

それなら、食品添加物の含有が微量の加工食品は全て安全か?というとそうではない…

グルタミンNaのように「蓄積」の存在もあるわけで、じわりじわりと影響が出てくる可能性だってあるわけです。

要は将来どうなるか分からないということ。

そして、今回の「添加物の原料はほとんど知られていない」といった、

「食品添加物の情報公開の弱さ」はある意味、消費者への情報隠蔽。

危険性を隠すために行われているように思えてなりません。

安全性を明示させるために、みんなが声を上げて行く必要があると思います。

黙っているから、大人しくしているから、

【私たちの食の安全が奪われている】

という意識を持つべきではないでしょうか…

「食品の情報が消費者に隠されている」という問題は安全保障にも関わるので、また別のテーマで取り上げてお伝えしたいと思います。

今回のおすすめ酵素料理

今回の酵素料理は、酵素を含むことはもちろん!消化にも良い、

『セロリの胡麻しょう油和え』です!

セロリを薄切りして胡麻しょう油の衣で和えるだけ。
瑞々しい、シャキシャキ食感と胡麻風味がマッチした一品。
胡麻の香りでセロリ独特の香りが弱くなって食べやすいです。

で、セロリと言えば、不要性の食物繊維が多く、体の悪い物を出しやすくしたり、塩分調節・利尿作用があるカリウムも多く、栄養価が高い野菜の1つです。

セロリに含まれる酵素には、脂肪を分解する酵素リパーゼが多く、油分の多い料理と合わせるとすごく良いですね。
かなり料理の味的にもサッパリなので、どんな料理にも合うと思います。

あと、この料理も「水分抜き」が必要なのですが、
ちょっと変わったやり方で行っています。

その方法とは?

レシピ、ご覧下さい。(画像↓をクリック!)

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