【マッシュルームは唯一、生で食べられる!】
キノコ類は加熱して食べるもの…
これが常識。
ですが、生で食べられるキノコがあるのですね。
それが「マッシュルーム」。
鮮度が良いことが条件ですが、マッシュルームは生で食べることができます。
(※カサが開いたマッシュルームは避けて下さい)
ということは「酵素」がしっかりとれるということ。
キノコには酵素が多いです。
マッシュルームに含む酵素の1つは「チロシナーゼ」といってメラニンを生成する効果があります。
メラニンは肌を紫外線から守ってくれます。
他のキノコでは、特に「まいたけ」のプロテアーゼという酵素が強烈で、
肉を「まいたけ」といっしょに漬けておくとたんぱく質が分解され、肉が軟らかくなります。
私の和食基本講座では「牛肉のしぐれ煮」で、その方法を紹介しています。
しかし、まいたけはその強い酵素の効果で、生で食べると口の中が炎症を起こしたりするので、生では食べられませんのでご注意を。
マッシュルーム意外にも抜群の鮮度が良ければ、生で食べられるキノコもありますが、見分けが難しいので、
安心して生で食べられるキノコは今のところ「マッシュルーム」だけということになります。
(※収穫から1週間以上経っている場合は加熱して下さい)
生マッシュルームは、加熱して軟らかくなった食感とは違い、ちょっと噛み応えがある面白い食感で食べやすい。
まず、おすすめしておきたいのは「サラダ」ですね。
スライスしてお好きなサラダ野菜と共に盛るだけ。
そして、お好きなドレッシングをかけて食べて下さい。
今回の「サラダ」では「簡単胡麻ドレッシング」をかけました。
私も初めて食べた時は「どんな味?どんな食感?」と恐る恐るでしたが、苦みなどもなくすごく食べやすかったです。
何となくクセになる食感ですね。
これを機に是非、生マッシュルームをサラダに取り入れてみて下さい。
★レシピ
【材料】(1人前)
白マッシュルーム…中2コ(40g)
スプライト(ブロッコリーなど)…少量
赤パプリカ…1/8コ
玉ねぎ…1/4コ
レタス…1/8コ
ベビーリーフ…小1P
【胡麻ドレシング】(3~4回分)
すり胡麻…大さじ3杯
マヨネーズ…大さじ3杯
みりん…大さじ2杯
酢…小さじ2杯
濃口醤油…小さじ1杯と1/2杯

ボウルにすり胡麻・マヨネーズ(各大3杯)、みりん(大2杯)、酢(小2杯)、濃口醤油(小1半)を入れます。

※容器に移し変えてもOK。


玉ねぎ(1/8コ)と赤パプリカ(1/8ココ)は、薄切り(1mm幅)にして、軽くすすぎ洗いし、水気を切っておきます。
※洗いすぎると栄養が抜けてしまうので、ボウルに水を溜めてその中で3~4秒すすぎ洗いするだけでいいです。

※ベビーリーフがへたっている場合は、4~5時間水に浸けておくとシャキッとなります。

※茎の部分も土が付いていることがあるのでよく確認する。
※土が摂れない場合は、水洗いしても良いですが、できるだけ短時間で!
マッシュルームが水分を吸ってしまい、ベチャっとした食感になるので。(風味も弱くなる)



鮮度のいい「マッシュルーム」は、”生”で食べられます…
イコール「酵素」がたっぷり摂れるということ。
切り方を変えて酢の物にしても良いですね。
是非、作ってみて下さい!
マッシュルームを生で食べることを紹介して下さり、快哉! と思いました。私はイギリスに住んでいるときに、生で食べることを学びました。マッシュルームはピクルスや酢漬けにしても美味しいですね。他にも、カリフラワーやブロッコリーも、生で細かく切って、ドレッシングやナッツのトッピングで美味しく食べられます。ズッキーニも生で薄く切って、サラダに入れます。エンドウ豆も生で食べる人もいます。甘くて美味しいけれど、ちょっと独特のくせがあるので、さっと火を入れた方が美味しいかもしれません。酵素が豊富な料理を楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
イギリスでも生で食べるのですね。
ブロッコリーやカリフラワーのドレッシング美味しそう!
豆類(種は全て)には酵素阻害剤という物質が含まれていて、生で食べると酵素の働きを邪魔します。
なので、加熱したほうが良いですね。仰る通り美味しくなりますし。
男性の読者さんが「まいたけ」を生で試したそうですが、食べにくいと言ってました(笑)