身近に忍び寄る「ゲノム編集食品」

「ゲノム編集」憶えてますか?

今回は、

「ゲノム編集食品があなたの口に入ってしまう日がもう間近に来ている」

という怖い話です…

以前、「遺伝子組み換え」よりタチが悪い「ゲノム編集」についてお伝えしましたが、憶えてますか?

「遺伝子組み換え」と「ゲノム編集」の違いをめっちゃ簡単に言ってしまうと、

外部から遺伝情報を変化させるか(遺伝子組み換え)、内部で変化させるか(ゲノム編集)の違い。

外部から遺伝情報を組み込む「遺伝子組み換え」より、遺伝子内部に直にメスを入れて変化させる「ゲノム編集」のほうが精度が高く、求める結果が出やすいわけです。

ゲノム編集の食品として、例えば身の量が多くなるよう激太りさせた養殖のタイとか、

茶色にならないレタスとか…

一部の栄養素が異常に多いトマトとか…

これだけ聞くと良いことをしているように思えますが、自然界でそんなものは生まれません。

「ゲノム編集」から生まれたものは、不自然な植物や生き物なのです…

で、「ゲノム編集」の何が危険なのか?

というと1つ目は、数年・数十年単位でゲノム編集の食品を食べ続けたらどうなるのか?

それが全く分かっていないということ。

添加物といっしょで長期間食べた場合、人間のカラダはどうなってしまうのかが分かってないわけです。

そこが「ゲノム編集」の一番の懸念。(遺伝子組み換えも同じですが…)

2つ目は、「ゲノム編集」は遺伝子の切り取った部分を突然変異させて、求める利点を出させる技術ですから、想定外の変異を起こし、安全とは言えないものが生まれてしまう可能性もあるわけです…

3つ目は、「遺伝子組み換え」には厳密な安全審査と表示義務があるが、「ゲノム編集」にはそれらがない…

だから、どんな食品が「ゲノム編集」されているか、消費者には全く分からないですし、食品にはゲノム編集した痕跡も残らないので誰がやったのかも分からず、何か問題が起こった場合でも責任追及できない。

大まかにはこういった3つの懸念があると。

で、恐ろしいのが、ここから…

「気持ち悪くて、触りたくない…」

実は、2020年12月ゲノム編集応用食品に対する法改正によって、「ゲノム編集」された食品が、厚労省で次々と受理されているのです。

2020年12月に「ゲノム編集 高GABAトマト」、2021年9月は「ゲノム編集 養殖マダイ」、2021年10月には「ゲノム編集 養殖トラフグ」が受理されました。

ちなみに「ゲノム編集トラフグ」は、

こちらの⇒「画像」を見て頂きたい(※著作権の問題で直接掲載できない)

上のフグがゲノム編集で下のフグが通常の養殖。(1.5倍の差はあると思います。身の量だけ考えると2倍あるかもしれないです…)

私は何度も捌いたことがあるので分かりますが、こんなブクブク太ったフグは通常の養殖ではあり得ないので、気持ち悪くて触りたくないです…

ゲノム編集食品が次々と受理されることが何を意味するか、もう分かりますよね?

要するに私たちの口に入ってしまう日が目の前に来ているということ。

例えば、お正月用フグ鍋の切り身として「ゲノム編集トラフグ」がスーパーで並ぶかもしれない…

いや、昨年からもう並んでいたかもしれないです。

生産者側には「ゲノム編集フグ」の記載義務は無いですから、買ったフグがゲノム編集されているかどうか、私たちには分かりません。

「ゲノム編集 高GABAトマト」は、大手のスーパーなら、すでに野菜コーナーに並んでいるのではないでしょうか?

ゲノム編集魚を使うか?使わないか?

ちょっと考えて頂きたい…

「ゲノム編集養殖マダイ」が使われるとしたら、どこで使われるでしょうか?

、、、これ、主に魚を多く扱う飲食店。

最も魚を多く使うのは「すし屋」。

特に大手くるくる寿司チェーンなどは利益を上げるため、使う可能性が高いわけです。

この懸念から「日本消費者連盟」は、大手の寿司チェーンや海鮮居酒屋チェーンなどにゲノム編集魚の取扱い等について質問状を送りました…

その回答は…

寿司チェーン・海鮮居酒屋チェーンの回答は…

店名 質問1)
ゲノム編集魚類を使用しますか。
質問2)
使用しない理由は何ですか。
質問3)
使用を予定または検討している理由についてお聞かせください。
質問4)
今後、ゲノム編集魚類を使用した場合、ゲノム編集である旨を表示しますか。
すしざんまい 使用しない 安全性に疑問があるから/消費者が不安を持たないか懸念があるから   使用した場合は表示する
魚民 使用しない 消費者が不安を持たないか懸念があるから   使用しないので表示は問題にならない
平禄寿司 使用しない 消費者が不安を持たないか懸念があるから   使用した場合は表示する
回転寿しトリトン 現時点で使用する予定はないが、方針は決めていない 消費者が不安を持たないか懸念があるから   使用した場合は表示する
かっぱ寿司 アンケートにつきましてご回答しておりません。      

◆フードアンドライフカンパニーズ(スシロー、海鮮三崎港、京樽)
今回のご質問につきまして、現時点では弊社としましては明確な方針を定めておらず、個別に回答することは差し控えさせていただけますと幸いです。なお、厚生労働省及び農林水産省が定めた所定の手続を経て、ゲノム編集技術を利用して品種改良された食品について届出が受理されたことは承知しております。弊社としましては、まずは国が公表している情報をよく確認したいと考えていることを申し添えさせていただきます。

◆はま寿司(はま寿司)
この度、ご質問いただきました内容につきましては、誠に恐縮ではございますが、ご返答はいたしかねます事、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

※出典:「日本消費者連盟」WEBサイト

回答無しのお店…

で、回答がなかったのが、以下の店。

くら寿司すし銚子丸元気寿司(魚ベべい)、がってん寿司、磯丸水水産など…

回答しない、ということは「使う可能性があります」というふうにも取れますよね。

また、「回答を差し控えます」という回答も「いずれは使います」と言っているようなものではないでしょうか。

きっぱり「使わない」というお店は、安心できるかもしれません。

が、飲食店は基本的に利益を出さなければなりません。(どんな企業でも従業員を養わなければならないからです)

そのため、通常の養殖と値段に大きな差が無く、ゲノム編集 養殖鯛のような身が多い食材を使うことができれば、利益を大きく出せる…

お店にとっては、利益率を上げられる良い食材となるわけですね。

ですから、どこかのお店が使い出せば、すぐに便乗するでしょう。

ますます危険性が増す食生活

このように外食産業でもゲノム編集の食品が使われるかもしれない状況で、私たちの身近に迫っていると。

でも、外食は楽しみの1つですから、月に1回くらいは行くのではないでしょうは?

その時に私たちはゲノム編集食品を食べさせられる…

私の場合、スシローが近いのでたま~に行くのですが、この現状を知ると躊躇してしまいます。

質問の返答が揃ったのは2022年1月ごろのようですから、もう半年以上経っているわけで、

今現在、どうなっているかわかりません。

すでに使っているお店もあるかもしれないです。

これから、どんどん受理されるゲノム編集食品が増えれば、

私たちの食の危険性はさらに増していく…

農薬・食品添加物・ホルモン剤・抗生物質・リスクのある加工食品などなど、

すでに多くの危険性がある食生活の中で、

さらに「遺伝子組み換え」「ゲノム編集」という危険性が襲ってきているわけです。

最後に

いかがでしたでしょう?

今回の話から、結局、食材は天然物が安全ということになるのかもしれません。(食中毒の問題はありますが)

野菜でも人間が手を加えて無い物…

でも、それって安定して手に入らないというデメリットがある。

本当に難しい世の中になってきました。

「ゲノム編集食品は避けたい」といって外食を避けたとしても、スーパで買う魚や野菜がゲノム編集されているかもしれない…

やはり、食の安全に対して私たちは国のいいなりになっていては駄目だということ。

声を上げ、しっかり訴えていかなければ、「決まりを作る人たち」に好き勝手にされ、健康を奪われてしまう。

大人しくしていては、駄目なのです。

あらためて、考えてみて下さい。

今回のおすすめ酵素料理

「健康もぐもぐ瓦版」では、できるだけ肉を使わないようにしていますが、やはり肉と野菜を合わせると食べやすくなる!
(肉を使わない理由は消化に負担がかかり、大腸や血液が汚れる)

特にサラダはそれに当てはまる…

ということで、今回のおすすめ酵素料理は、

消化負担が大きい牛肉ではなく、鶏のささ身肉を使った、

『しゃきしゃきレタスと鶏ささみの豆乳マヨソースサラダ』

レタスのシャキシャキ食感、鶏ささみの旨味、豆乳マヨソースのさっぱり味が合わさり、絶妙のサラダに仕上がります!

画像↓クリック!でレシピへ。

★『しゃきしゃきレタスと鶏ささみの豆乳マヨソースサラダ』

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