★かぶと焼き油揚げのキムチ和え

【キムチは加熱しちゃ駄目!】

今回の発酵&野菜料理は、「キムチ」を使って簡単な和え物をお伝えします。

ネット検索で「キムチ」のアレンジ料理を探すと加熱する料理が多く出てきます。

キムチ鍋、豚キムチ、キムチ入りのチヂミやキムチ入り玉子焼きなど…

全てでは無くですが、アレンジ=加熱というくらいに加熱された料理が多い。

しかし、キムチは発酵食品…

加熱すれば発酵菌が死活し、酵素が摂れなくなります。

死活した発酵菌は腸内菌の餌になるとはいえ、酵素を失うという発酵食品としての大きな価値を失います。

なので、キムチのアレンジは加熱しない。

そのまま使うべきです。

よって、和え物のようなシンプルな料理がいい。

そこで、今回おすすめしたいのが、

『かぶと焼き油揚げのキムチ和え』

塩もみした「かぶ」、焼いた「油揚げ」、ここに「キムチ」と少量の味噌を加えて混ぜるだけ。

かぶの歯ごたえと甘味、焼き油揚げの香ばしさがキムチと合わせることで美味しさが2倍3倍に!

こういった加熱を避けたシンプルな和え物がキムチの酵素を生かす。

キムチをそのまま食べることに飽きた時の和え物としてもおすすめです。

副菜として、酒の肴として、ごはんのお供としても…

他の料理のトッピングにもおすすめです。

★レシピ
【材料】(3~4人前) 分量 備考
かぶ(大) 1/4コ(200g)  
油揚げ(四角) 1/2枚(70g)  
白菜キムチ 100g  
味噌(麦みそ) 小さじ2杯弱(10g) 塩気の強い味噌を使う場合は量を減らす。
黒ゴマ(飾り用) 少量  
2つまみ  
1、かぶ’(1/4コ)は、皮を厚く剥いて半分に切ります。(1/8にする)

1/8を2mm幅で切ります。
2、切ったかぶをボウルにいれ、塩(2つまみ)を加えて混ぜます。

※塩が全体に絡まるようにしっかり混ぜる。

このまま10分おきます。
3、油揚げ(1/2)は、熱湯をかけ「油抜き」します。

※しっかり水分をきっておく。
4、グリルで焼きます。

※少~し焦げが付く程度まで弱火で焼く。
5、ある程度冷めたら、縦2等分にし、3mm幅で切っておきます。
6、かぶは、搾って水分をしっかりきっておきます。
7、ボウルに味噌(15g)入れ、かぶ・油揚げ・キムチ(100g)を入れてよく混ぜます。

※味噌が混ざりにくいので、先にボウルの中で広げて、他の材料を加えて混ぜる。
8、味噌が全体に絡まったら出来上がり。

※味見して薄いようなら、キムチの中のタレを少し足す。
9、小鉢に小高く盛って黒ゴマ(あれば)をふって完成です!

今回はかぶを使ってますが、大根や茄子などで代用できます。

キムチの味で全体の味も変わるで、キムチの量やキムチの中のタレで味の調節をして下さい。

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