血糖値の上昇を抑える「食べ合わせ」

野菜だけ先に…

前回は、「血糖値が上がらないを食べ方」をお伝えしました。

食べ方以外のアプローチも合わせ、

1、白ごはん(炭水化物)の前に野菜を食べる
2、肉・魚を先に食べる
3、ごはんを冷まして食べる
4、よく噛む
5、食後に運動する

という5つの方法。

で、捕捉になりますが、「1、」をもう少し詳細にお伝えすると…

ごはんの前に食べる野菜は「サラダ」がいいです。

サラダは、食物繊維が取れることで血糖値の上昇が抑えられるわけですが、

「消化の助け」も促す効果があります。

なぜなら、サラダは生野菜料理なので消化に必須の「酵素」が摂れます。

ですから、先に酵素をお腹に入れることで、白ごはん・肉魚の炭水化物やたんぱく質の消化を効果的に進めることができ、全体の消化を助けるわけです。

そういったメリットもあるので、白ごはんの前に食べる野菜は煮物などの加熱された野菜ではなく、

サラダや酢の物や漬け物など「生の野菜」「発酵野菜」を先に食べることをおすすめします。

さらに細かく言いますと、【生の野菜を食べ終わって】から肉魚・ごはんを食べるという「食べ方」がベストです。

先に生野菜をたくさん食べておくことで酵素の働きを強くすることができますからね。

前回、「野菜⇒肉魚⇒ごはん」とお伝えしましたが、

「肉・魚⇒ごはん」に関しては同時に食べてもOKです。

やはり、魚だけ、肉だけの料理なら味が付いてますから食べやすいですが、「白ごはんだけ」というのは味が無いので食べにくいですよね。

ですから肉魚と白ごはんは「同時」でも構いません。

とにかく生ものを先にお腹に入れる、酵素を投入しておくことで血糖値の上昇が抑えられ、消化にも良いということ。

もし、ここに加熱した野菜料理を加えるとすれば、

「①生野菜⇒②加熱野菜+肉魚+ごはん」

という順番の食べ方でOK。

生野菜以外は同時に食べることになので、正確に言えば「食べ合わせ」になりますよね。

ということで、

今回お伝えするのは、その「食べ合わせ」で血糖値の上昇が抑えられる方法…

組み合わせることで血糖値の上昇が緩やかになる【食材】をお伝えしていきます。

そして、糖質の吸収を抑える「飲み物」も伝授!

これは糖尿病の改善にも効果があるので、かなりおすすめです。

まずは、血糖値の上昇を抑える【食材】から紹介していきます…

(出典:グルコ研究所)

実は、「卵」が血糖値を抑える効果が高いことが近年話題になっていまして、

たんぱく質が糖を包み込むことで吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑えるわけです。

たんぱく質のコーティング効果を考えると、

たんぱく質の多い肉・魚をごはんより先に食べることで血糖値の上昇を抑える効果に繋がることが納得して頂けると思います。

卵は、パン・白ごはんどちらと食べ合わせた場合でも効果を発揮します。

食パンだけ食べた場合、最大血糖値は「141」…これが卵と合わせて食べることで「126」までしか上がらない。

白ごはんのみでは最大血糖値は「168」。卵と食べると「123」までの上昇に抑えてくれるという結果に。

かなり効果があることが分かると思います。

特に白ごはん単品の場合、血糖値が30分ごとに(スタート90)129⇒161⇒168と急激に上がるのですが、

卵と食べるとスタートから30分後、「123」まで上がると112⇒120⇒123⇒122という感じでそれ以上は上がらないのです。

低血糖をキープできる。

で、卵の調理としては加熱しても、生卵でも同じ効果があるようです。

春雨

これは、卵より効果がある…

春雨も種類があって効果を発揮するのは「緑豆春雨」

春雨は麺類みたいなものなので、炭水化物と考えて食事に入れる方もいますよね。

ですが、これ単体でも血糖値が「120」くらいまでしか上がらないので炭水化物とはいえないものなのかもしれません。

そもそも原材料が「豆」ですから。

で、この「緑豆春雨」と白ごはんを同時に食べた場合の血糖値は…

白ごはんだけなら「168」。これが「110」までしか上がらないのでかなり効果が高いです。

麻婆春雨をおかずに白ごはんを食べる食べ方は血糖値の上昇を抑えるわけですね。

因みにその効果の理由は、多糖を分解する酵素アルファグルコシダーゼの「阻害作用」。

アルファグルコシダーゼは小腸で糖の分解する酵素で、通常なら糖が分解されると吸収が多くなるのですが、春雨にこの作用を邪魔する効果があり、糖が分解されないので吸収が抑えられる、ということです。

通常の消化ではアルファグルコシダーゼの分解作用によて急激に血糖値が上昇します。

鶏肉

グルコ研究所さんの実験では市販の「サラダチキン」(むね肉)で検証していまして、

白ごはんと食べ合わせた結果、最大で「136」(ごはんのみ「168」)までしか上がらない…

たんぱく質のコーティング効果ではないでしょうか。

おそらくですが、「鶏肉」全般で効果が期待できると思います。

鶏肉ならおかずの組み合わせとしても食べやすいですし、血糖値の上昇をまで抑えてくれるなら最高の食材ですね。

ただ、動物性の食物は消化の部分でデメリットもあるので、頻度は少なくしたほうがいいかもしれません。

キノコ類

野菜、特にキノコ類で血糖値抑制効果が高いのが「舞茸」。

白ごはんと組み合わせて食べると最大血糖値が「123」までしかあがりませんし、97⇒103⇒104⇒114⇒123という感じで緩やかに上昇し、急激に上がることなく、

2時間かけて123に達すると後は下がっていくのですね。(※白ごはんのみは1時間で一気に168に達する)

一定して低血糖を維持するので、かなり効果が高いと言えます。

この理由は「水溶性食物繊維の影響」。

水溶性食物繊維が多いキノコ類全般、他の水溶性食物繊維が多い食材でも同じ効果が期待できるかもしれないです。

調味料

ここで血糖値の上昇を抑える「調味料」をご紹介。

まず「オリーブオイル」

パンとの「食べ合わせ」に限りますが、食パン1枚ですと最大血糖値は「140」ですが、オリーブオイルを塗って食べると「111」までしか上がりません。(白ごはんと食べ合わせた場合はなぜか効果ゼロです)

白ごはんと食べ合わせて効果がある油類は「バター」。最大血糖値「168」が「141」に抑えられます。しかも緩やかに上昇するので効果は高いですね。

ただ、バターに含む脂肪酸は体にデメリットがあり、現代人は摂り過ぎているのであまりおすすめでは無いです。

あと効果は小さいですが「お酢」もごはんと食べ合わせた場合、最大血糖値が「168」⇒「151」になります。

嗜好品

嗜好品と言えば「コーヒー」。

これもごはんと合わせて食べると血糖値上昇を抑えてくれます。

ごはんのみの最大血糖値は「168」。これが「143」に抑えられます。

ただ、ごはんとコーヒーは合わないような気がしますが…

コンビニでたまにおにぎりと缶コーヒーをセットで買う人がいますが、美味しいのでしょうか??

で、嗜好品といいますか、酒類や調味料の部類になりますが「白ワイン」の効果が高いです。

ごはんと合わせた場合ですが、「168」が「124」に。ちなみに赤より白のほうが効果が高いようです。

糖質の吸収は抑えない!?特定保健用食品の「お茶飲料」

近年、特定保健用食品という、糖質の吸収を抑えると言われるお茶飲料があります。

それらは効果ゼロではないのですが、極微小の効果しかないです。

例えば、CMでよく見る「からだすこやか茶」はごはんと合わせても「-9~-11」にしかならず、同じようなお茶飲料でも効果は似たり寄ったり。

しいて効果が高いと言えるのはヤクルトが出している「バンソウレイ茶」。

ごはんと食べた場合「-46」です。

ですが、500mlで200円と市販のお茶にしては高いのではないでしょうか…

最強!「サラシア茶」

同じお茶でも血糖値の上昇を抑える効果が高く、糖尿病の改善・予防にも効果があると言われているのが、

「サラシア茶」

サラシア茶の原料は、インドに自生するニシキギ科の樹木で、茶葉では無いのですね。

サラシアオブロンガという木の根っこを加工したお茶。

インドの有名な伝統医学「アーユルヴェーダ」で、健康茶として五千年以上も前から飲用されているので、それを聞くと効果が高そうな気がしませんか?

実際、効果は高い。

ごはんといっしょに食べた場合、最大血糖値「168」が「127」に…

特に小麦…麺類と食べると高い効果を発揮するようで、例えばパスタなら「108」までしか上がらないです。

「サラシア茶」の効果が高いことが分かると思います。

サラシア茶の糖尿病の改善効果

グルコ研究者のたかしさんは、ご自分でサラシア茶を検証し効果を実感したのち、

親族が糖尿病を患っていたので進めたそうです。

糖尿病と言ってもインシュリン注射は必要なく、薬で改善を進めているほどの症状でした。

で、実際サラシア茶を飲んで貰うと薬を飲まなくて済むところまで回復。

健康診断でグルコース値「141」だったのが、「117」にまで低下。

空腹時に血糖値が100を超えると糖尿病予備軍に入るのですが、「-24」まで低下すれば、食生活に気を付けている限り100以下に改善されていくのではないかと思います。

さらに、たかしさんのご友人のお母さんも同じ程度の糖尿病だったいうことで、サラシア茶を推薦。

これまた改善が表れ、医者もビックリしていたと。

友人のお母さんは、効果に驚いた医者から「他の医者も集めるから何を飲んだかを話して欲しい」と頼まれとそうです。

お医者さんって大学で学んだことしか知らなかったリ、「薬が全てを解決する」といった考えになっていたり、

今まで学んだこと以上のことは学ばないお医者さんも多いですから、そういった本当に効果的な情報を知ることがないのかもしれません。

ま、とにかく「サラシア茶」は糖尿病に効果がありそうです。

文末に「サラシア茶」のネット販売先URLを記載しておくので、血糖値が気になる方はご覧になって見て下さい。

最後に

いかがでしたか?

血糖値の上昇を抑える方法としは、他に「サプリメント」もあります。

ですが、種類によっては効果が薄い場合も。

中でも効果が高いのは「メタバリアEX」。

「サラシア茶」と同程度の効果があります。

ですが、高い。ひと月分で5000円…

ということで、1000円程度で購入できる同じ効果のある「サラシア茶」のほうがおすすめです。

で、ここまで血糖値の上昇を支える方法をお伝えしてきました。

ただ、私は「血糖値」で全て判断して良いのか?という考えもあるのですね。

果物でも血糖値が全く上がらないわけではない…

でも、そんな果物は食べ方を間違えなければ「病気が改善している」という事実がある。

果物ジュースで糖尿病が治った方もいますし。

血糖値の概念は、

「健康に対し一部間違った考え方を持つ西洋医学」

から発展した概念ですから、その時点でその情報を丸のみして良いのか?と。

血圧でもある年から突然、高血圧の基準値が下げられてますから、おかしく無いですか?と。

高血圧の薬を買わせるためではないですか?という考えを持つ、冷静な判断ができる医師もたくさんいます。

いずれにせよ、「血糖値の上昇の繰り返し」は糖尿病のリスクになることは間違いないので、

ある程度の目安にするのは良いと思いますが、

「血糖値の数字が全てではない」という考えは持っておくべきだと思います。

おすすめ「サラシア茶」

私がおすすめするサラシア茶は、
こちら↓(画像をクリック)

⇒血糖値上昇を抑える「健康茶」

今回のおすすめ酵素料理

今回は酵素タップリ「ドレッシング」をご紹介!

以前、発酵食品の甘酒を使ったドレッシングをお伝えしましたが、
今回はフルーツの「オレンジ」をベースにした柑橘ドレッシング!

酸味と甘みが程よく、さっぱり味なので、
特にシャキシャキした生野菜を使ったサラダにピッタリです!

色合いも綺麗なので、いろんなサラダに合わせることができ、
生のオレンジですから酵素だけでなく、ビタミン・ミネラルなどの栄養素もプラスできますよ。

画像をクリック!してレシピをみて下さい!
↓↓

★『オレンジドレッシング』

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

★カテゴリー

★おすすめレシピ

  1. ★炙り長芋の胡麻しょう油かけ

  2. ★レンコンとアボカドの胡麻マヨサラダ

  3. ★胡麻効きすぎ!大根とニラのナムル

  4. ★茹で立てアスパラのらっきょタルタル

  5. ★長いも短冊の和風フレッシュトマトソースかけ

  6. ★茄子のからし漬け

  7. ★茄子と黄パプリカの梅みそドレッシングかけ

★食の健康知識

  1. 砂糖はこれを避け、これを使うべき!

  2. みんな気付かない「舌」の麻痺…

  3. 果物の食べ方でこんなを間違いしていませんか?(果物の正しい食べ方①)

  4. 小麦で不健康になるのは日本人だけ!?

  5. 病気知らずのアルカリ体質を作る「食べ物」

  6. 「グリホサート」パート2

  7. 【イカれた日本】世界は「菜食主義」が当たり前…

TOP