【「和え衣」として使う「甘酒(甘麹)」】
今回の発酵食&野菜料理は「甘酒(甘麹)を使った簡単な和え物」です!
甘酒というとなんとなく「冬」のイメージがありますが、「発酵調味料」として常に活用すれば、
季節を気にする必要無く使えますよね。
年中使える調味料として。
ということで、おすすめは「甘酒(甘麹)」を和え物の「衣」として使う…
要は、茹でたり、塩もみした野菜と甘酒(甘麹)を混ぜるだけ。
めちゃくちゃ簡単。
今回は、キャベツと青葱で作ってみました。
これ、食べるとキャベツと甘麹の甘みを感じた後、青葱の風味が鼻を抜けて、
最後に「ぬた和え」を食べているような感覚になります。
「ぬた和え」は通常「分葱(わけぎ)」を使いますが、青ネギとほぼ同じ香りがするので、
ぬた和えを食べているような感じになるのだと思います。
で、甘みがある料理は食べやすいので、副菜になることはもちろん、「酒の肴」としても食べて頂けるのが「甘麹和え」です。
茹でて使う野菜なら「いんげん豆」や「スナップエンドウ」、「キノコ類」…
塩もみして使う野菜なら「胡瓜」や「茄子」、「セロリ」や「大根」など。
和え物にするような野菜なら全般的に合う思いますので、
水分をしっかり拭き取ることを気を付ければ、ほぼどんな野菜でも美味しくできると思います。
あと「和え衣」で甘酒を使う場合は、飲むタイプの薄めたものではなく、甘酒の素…
要は「甘麹」、甘酒の原液を必ず使って下さい。
飲むタイプではシャバシャバですし、味が薄くなっておいしくないですからね。
まずは、「キャベツと青葱の甘こうじ和え」を試してみて下さい。
★レシピ
【材料】(1~2人前)
キャベツ…1/8コ(200g)
青葱…2本(30g)
塩…2つまみ(2g)
甘麹…大さじ2杯半~3杯
甘麹で和えてから1時間ほどおくと、味が馴染んで美味しくなります。
玉ねぎや胡瓜、白菜や大根などで応用できますし、夏場は茄子で作ると季節感が出ますね。
是非作ってみて下さい。
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