「グリホサート」パート2

日本人は病気にさせられている!?

前回は、農除草剤「グリホサート」の危険性についてお伝えしました。

グリホサートを使用した作物を食べたり、散布中に吸い込んでしまうと、

人体には、発がん性・神経毒(認知症など)・生殖障害(胎児の発育、精子数の減少)・自己免疫疾患(アレルギーなど)といった問題が起こったり、

「グリホサート」を使用した土壌に至っても、長期間効果を出し続け、動植物に悪影響を与えて生態系を壊している可能性もあると…

このようなすごく懸念のある「グリホサート」が、日本ではホームセンターで販売され、一般家庭でも当たり前のように使われているというのが現状なのです。

除草剤「ラウンドアップ」と聞いて知らないという方のほうが少ないと思いますが、「グリホサート」それほど日本で浸透しているということ。

ところが、世界ではグリホサートに規制をかけ、条件を満たなさない場合は使用できないようになっています。

特にヨーロッパでは規制が厳しい。

日本とヨーロッパ、この差は何なのか?

今回は、グリホサートが世界で規制され始めたキッカケとなった話と、

「日本人は病気にさせられている」という話をします…

国際がん研究機関がグリホサートの発がん性を表明、しかし…

グリホサートの懸念が言われ始めたのは、2015年3月、WHO(世界保健機関)傘下の『国際がん研究機関(IARC)』が、グリホサートを「発がんの可能性がある」(おそらくヒトに対して発がん性がある)というグループ2Aに分類したことが始まり。

ですが、その他の安全性評価機関(世界的な研究機関)はグリホサートの発がん性を否定しています。

この違い、IARCは1例でも発がん性があれば「発がんの可能性あり」と分類するため、他の機関はその判断を冷静にみたことで違いが出ていると。

しかし、現実には米国で年間数万人のガン発症が明らかになっているのです。

数百のグリホサート裁判

米国の弁護士一団はグリホサートを使用したことがある人の中で、非ホジキンリンパ腫瘍(NHL,白血病の一種)患者を大量に集め、

「発がん性の懸念があると分かりながら、非表示での販売は違法」とし、販売会社モンサントを相手に裁判を起こしました。

これをきっかけ何百もの訴訟が起こっています。

その後2018年8月、モンサントはバイエルに買収されたため、被告もバイエルに代わっています。

で、判決はというと、陪審員裁判で2018年8月、2019年3月・5月と原告側が3連勝。

賠償額は7800万ドル、2530万ドル、8670万ドルでした。

各裁判は2022年現在も続いていて、最近の裁判では一部バイエル側が勝訴。

米国環境保護庁(EPA)が「グリホサートの発がん性はない」と認めたことが勝訴に繋がったようです。

こういった多くの裁判によって、世界では一気に規制が進んでいきました。

研究機関で皮膚ガンの証明

非ホジキンリンパ腫瘍(NHL)は米国で年数万人の発症があるのですが、実はその原因がはっきりしていない。

グリホサートによって発症しているという因果関係も立証されてはいませんでした。

が、フランス、ノルウェー、米国の3か国で、農薬に暴露する状況にある357万4815人の農民及び農業従事者を大調査。

すると、グリホサートをよく使う人が非ホジキンリンパ腫にかかる確率が高いことが明らかに。

これは国際がん研究機関(IARC)のマリア・E・レオンら研究チームが行ったもので「国際疫学ジャーナル」誌に掲載されています。

また、C・フォルテスなどイタリアとブラジルの研究者の研究では、

【グリホサートへの曝露が黒色腫(皮膚ガンの一つ)を増やすという結果が出ています。(※「職業環境医学ジャーナル」誌に掲載)

グリホサートを使用した作物を”食べた場合”の因果関係は未だ不明ですが、

グリホサートの散布による外的要因でこのような発がん性が認められたということは、

直接カラダに入れた場合に何も起こらないというほうが無理があるのではないかと思います。

例え少量なら問題なくても蓄積による影響は分かっていないわけです。(個人的見解)

生殖障害と神経毒の研究結果も…

グリホサートは発がん性以外のリスクとして生殖障害(胎児の発育、精子数の減少)や神経毒の懸念もありますが、

まず、生殖障害ではグリホサートは、“内分泌攪乱物質”のひとつもなると指摘されていて、子宮内に入ると胎児の男性ホルモンの働きを阻害します。

マウスの実験でアンドロゲン(男性ホルモン)の働きを阻害したという研究論文が出ているのですね。

この論文からさらなる警笛を鳴らす脳科学者の黒田洋一郎先生…

「アンドロゲンの働きを阻害したというのは、精子数の減少といった問題にもつながる可能性があります」

「今回、測定した小麦から検出された値は、0.5ppmより高いものもありますから、マウスに限らず人間に対しても影響がないとは言いきれません。」

黒田先生は、グリホサートには強い神経毒性もあり、発達障害の一因になっている可能性があるともおっしゃっています。

病気になって当然…

ここまで、グリホサートの問題は大きくなっているのに、

日本では全く規制していません。

(※他国の規制状況は⇒前回の記事を見て下さい)

それどころか農薬の規制を緩和…

作物に使える農薬量が増えているのです。

要するに大量の農薬が使われた輸入作物が日本の検疫を簡単に通過できるいうこと。

世界で危険なことが分かっていながら、日本は無視しているわけです。

だから、私たちは農薬まみれの輸入小麦・輸入とうもろこし・輸入大豆を毎日、毎日、毎日食べさせられている…

病気にならないほうがおかしいと思いませんか?

最後に

日本は、大東亜戦争でアメリカに負けました。

(ちなみに日本で蔓延している「日本が全て悪い」という話は嘘です。戦わざる得ない状況に追い込まれただけです。日本は最初からアメリカとは戦わないで済むように最善を尽くしていた。近代史研究が進んで一次資料で明らかになっています。ネット検索は嘘が多い)

負けた国は勝った国の奴隷…

その影響が今でもあるのです。

アメリカは日本を守ってくれている?

それは表の顔。

「この作物を買え!(輸入しろ)」「日本のものを売ってくるな」

それが正体で裏の顔。

さらに汚いやり方で、体に害があるものを少しづつ、少しづつ影響が出るように食べさせて日本人を病気にさせる…(農薬・食品添加物・遺伝子組み換え・F1タネなど)

そして、アメリカは次に「薬」を売りつけてくるのです。

アメリカにとっては2度儲かっておいしい。

コロナワクチンもそうじゃないですか?

日本は戦争に負けた国でアメリカのいいなりなんだ、という前提で世の中のあらゆる物事をみなければなりません。

これを「陰謀論だ!」と片づけてしまえば何もしなくていいですから楽です。

でも現実に起こっていること。

何もしないまま、自分の子供・孫に問題を抱えた日本、危機的な状況の日本をそのまま渡していいのでしょうか…

知らなかったで何もしなくていいのでしょうか…

先人たちが戦って命をかけて残してくれた日本。

2600年も続いてきた日本…その大事な日本をボロボロのままで将来世代に渡すなんてできない。

戦後77年、日本は搾取され続けてきました。

もう、好き勝手にさせてはいけない。

「日本人を舐めるな!」言いたい。

そして、食の問題を含め、身近に関わるどんなことでも・誰であっても必ず政治と繋がっているということ。

政治と私たちの生活は密接に関係しているのです。

だから、知らなかったでは済まされない。

私たち国民が黙っているから…大人しくしていいなりになっているから、政治を動かす側が好き勝手にやって、そのせいで国民が苦しめられる…

大人しくしている=苦しめられる。

政治にもちゃんと向き合うべきではないでしょうか。

食の情報から学べるのは栄養や危険性の問題だけではないということも是非知っておいて下さい。

今回のおすすめ酵素料理

今回の酵素料理は、はじめてになると思いますが、

「麺料理」。

麺なので、これだけですと加熱料理で酵素を含みません。

そこで、トッピング(薬味など)を野菜や発酵食品にすることで「酵素」をプラスできます。
冷し中華でも胡瓜や刻みネギのトッピングが付いていたりしますが、要はあれと同じです。

で、「麺料理」といっても小麦はできるだけ避けたほうがいいので、
「十割蕎麦」を使用。(八割蕎麦でもOK)

『濃厚胡麻だれの冷し蕎麦』は、

キムチ、茄子の塩もみ、大根おろし、刻みミョウガ、刻み大葉、刻み海苔の6種のトッピングで酵素たっぷり!
胡麻ダレの濃厚な胡麻風味を感じながらも、6種のトッピングで味が変化し、最後までさっぱり美味しく食べられます。

胡瓜には脂肪を分解する「ホスホリパーゼ」という酵素を含むので、
胡麻ダレの油分も消化負担にならないです…

そして、酵素が増えるたちょっと変わった「胡麻ダレめんつゆ」とは?
(レシピは画像↓をクリック!)

★『濃厚胡麻だれの冷し蕎麦』

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