農家はF1タネを買わされている!

【野菜食べて不妊になる】

少し間が空いたのですが、「野菜のタネの問題」の続きをお伝えします。

「野菜のタネの問題」、詳しくは以下をご覧頂きたいのですが…

ザックリ申し上げますと、現在スーパーに並ぶほとんどの野菜は、「優性不稔」というおしべが生えない奇形の株から栽培されたもの…

それが「F1」というタネ。

要は奇形の花が咲く、「F1」から作られている野菜を私たちは毎日食べているのです。

玉ねぎも!トマトも!茄子も!胡瓜も!大根も!

さらには温州みかんも!

それによって問題になっているのは「不妊」…

その野菜を食べることで、男性の精子が弱くなり、妊娠しにくくなっているわけです。

実は不妊の問題は女性ではなく、男性側の問題であり、その根本は奇形のタネ(株)からできた野菜を食べていることだったと。

ただ、ハッキリしたエビデンスはまだ出ていないのが現状です。

ですが、

実際、不妊に悩んでいたご夫婦が「優性不稔」の野菜を食べることを止めて数ヶ月後に赤ちゃんができた、という事例がいくつも出ているのですね。

で、その問題は私たち消費者に関わることですが、

実はその野菜を作っている農家さん側も「F1」で大きな問題を抱えているのです。

いや、日本の安全保障の問題と言っても過言ではないかもしれません…

ということで、今回は、

「農家はF1タネを買わされている!」をお話しします。

安全より見た目で野菜を選ぶおかしな日本人

以前、「農薬より怖い!?危険な野菜とタネ」の情報でお伝えした通り、

「メンデルの法則」という第1子の優性遺伝法則によって、F1のタネから育てた野菜は形・大きさが揃うのですが、

その育った野菜からタネを取って育てると第2子になるので、形も大きさもバラバラの野菜が育つのです。

よって売り物にならない…タネは買い続けないといけない。

買わないでしょ?形がブサイクな野菜。

中身は同じなのに…

そんなブサイクな形の野菜は同じサイズに切るのが難しい。

それは分かりますが、難しいからこそ包丁技術が上達すると思うのですが…

どんな形、どんな大きさの野菜でも、同じ大きさに切れるほうがすごいことでしょ?

それより、楽に簡単に切りたいのが現代の日本人であり、

見た目が美しい物を求めるのが現代の日本人ですよね。

そんなことより、食べている野菜の安全性を気にするべきでしょ?

タネを取っておけない法律がある

話をF1に戻しまして、そもそもの話ですが…

F1タネから育った野菜の中のタネを集めておく「自家採種」。

次の野菜を育てるためのタネですね。

実は現在、農家さんはそれが出来ないのです。

品種登録されている品種に限りますが、その登録が多いため、

ほぼ自家採種できないのが現状なのです。

それは「種苗法」が法改正されたため。

種苗法には「品種登録制度」が設けられているため、植物における特許制度とも言えます。種苗法では、新しい品種がつくられ登録されると、その育成者に「育成者権」が与えられます。「育成者権」は、育成者がその新品種のタネを増やしたり売ったりできる権利のことです。この権利のおかげで、第三者が勝手に増やしたり売ったりすることを禁止できます。

ただし、「改正前」の種苗法では、農家は例外として、タネを増やすことが許されていました。もちろん、登録品種の中には「農家も自家増殖してはならない品種」もあります。しかしそれらを除けば、自分の畑にまくためであれば、タネをとったり挿し木をしたりして、増やすことが許されていました。(Think and GrowRicciから引用)

家庭で野菜を育てて自家採種する分には法的に問題ありませんが、野菜の販売となると別なのです。

タネは買うもの!?

ということで、

農家さんは永遠にF1タネを”買わなければ”ならない…

すごくコストがかかって利益が出ない、赤字ということ。

私たち消費者はスーパーに行けば、形・大きさの揃った野菜を簡単に買うことができますが、

その裏で農家さんはものすごく苦労していますし、ものすごく弱い立場なのです。

人間は食べ物が無くなれば、飢え死にします。

全国民が食べる野菜を作っている…

日本人の命を預かっているともいえる農家さんが弱い立場っておかしくないですか?

日本で一番、稼ぎがいい職業であるべきなのに食べていくのがやっと、

赤字っておかしいでしょ。

医者より農家さんの収入が上になるべきだと思います。

日本のタネは外国で作っている…

で、農家さんは種苗会社からタネを買っているのですが、

その種苗会社は、国内にF1タネを生産する際に適した土地が少ないため、外国(アメリカなど)で作っているのです。

すべてではないですが、多くの日本の野菜のタネは輸入に頼っていると。

タネを作っているのは日本会社ではありますが、外国と関わっているわけで、外国に利益が出ていることに疑問を感じます。

日本人が食べる野菜のタネがなぜ?と…

そもそも、形・大きさが揃った野菜しか売れない、F1の野菜しか買わない私たちに問題がありますし、

自家栽培が禁止が厳し過ぎていることが問題。

それが無ければ、F1タネを大量に生産する必要もないですから、種苗会社が外国で作る必要もなくなる。

日本の野菜は「農薬」だけでなく、根本的な「タネ」にも大きな問題を抱えていることを意識すべきではないでしょうか…

最後に

いかがでしたでしょう。

実は政府が農業に対して出す予算が少な過ぎるのです。

そこが一番の問題。

日本の食を守れるのは、金なんかいくらでも出せる「政府」でしょ。(日本の借金問題は嘘ですからね)

政府が大きく予算をたて、しっかり保証して、農業を守る体制を強化すれば、農家さんの収入も上がって農業やる人も増えて、

野菜以外の食糧自給率を上げることもできます。(野菜はほぼ100%ですが、穀類は米が25%しかなく、小麦は75%輸入に頼ってます)

以前もいいましたが、日本のカロリ―ベース食糧自給率はたったの38%です。(ちなみに1960年代の日本の食糧自給率は73%ありました)

こんなの発展途上国ですよ。

有事になって海外が輸出を止めたら私たちは飢え死にです。

私たち消費者こそ、このような日本全体のことに問題意識を持つべきだと思います。

そして、政府にしっかり訴えなければならない。

現状なんとか大丈夫でも、これから日本を守っていく子供たちに負担をかけてしまうことも考えるべき。

私たちは自分たちだけ、今何とかなればそれでいいのでしょうか…

先人たちの恩恵を受けているのに。

私たちが今、頑張らないと素晴らしい日本は残せないです…

あらためて考えてみて下さい。

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