日本の「肉」は安全ではない…
肉の危険性については、これまでに様々なテーマでお伝えしてきました。
「農薬」「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」…
特に輸入肉は、日本で禁止されている「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」を使用して飼育されており、
農薬に関しても国産・輸入肉共にネオニコチノイドなどの農薬を大量に使って栽培された「飼料」を食べさせているため、
農薬が体内に蓄積されているわけです。
日本の輸入基準は緩く、安全とは言えない…
で、人体への影響はというと、例えば「肥育促進剤(ホルモン剤)」。
日本癌治療学会の研究では乳ガン・子宮ガンの発生増加とホルモン剤との関係性が明らかになっていて、
「肥育促進剤」を含む輸入肉は危険であると。
国産の肉に関しても厳しい基準があるとはいえ、業界関係者の裏話では実際は守られていない事も多いそうです…
ですから、肉はあまり食べない方がいいということ。(消化に負担がかかることも含めて)
という感じで、これまで肉の危険性については、そういったことをお伝えしました。
で、「肉は食べないほうがいい」と言っても、肉が大好きな方もいるでしょうし、たまに食べたくなる場合もありますよね?
そんな時、「どんな肉なら安全なのか?」が分かれば、ある程度安心して食べられると思います。
ですので、今回は、【肉の危険性】 第4弾として、
「肉の選び方」をお伝えしたいと思います。
安全なお肉、大事なポイント
これまで話してきたことから想像できると思いますが、
・「農薬まみれの飼料」を食べてない、
・「肥育促進剤」の餌を食べてない、
・「抗生物質」の餌を食べていない
畜産物が安全ということになります。
で、それらにプラス、「飼育環境」も重要なポイント。
「アニマルウェルフェア」といって、
「食肉となる畜産物であっても私たちと同じ生物…生き物らしく扱い、育てましょう」
という概念。
例えば、食用牛は、狭い畜舎でロープに繋がれたまま育てられます。
豚や鶏も大量生産の畜舎では、狭いところで詰め込まれ、身動きが取れない状態で育てられるわけです。
これでは十分な運動もできませんし、糞尿がそこら中に散乱し不衛生…
単に太るだけのエサを延々と食べさせられる。
これで健康に育つわけがない。
不健康に育った牛・豚・鶏の肉が健康に良い食べ物でしょうか?
ですから、健康な肉…
安全な肉は要するに放牧で育った牛・豚・鶏。
放牧でなくても、それなりに動ける広い場所で育てられていれば、そこそこ健康に育つわけですね。
ということで、「農薬」「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」と、
「飼育環境」が肉選びのポイントとなります。
「安さ」=「危険」
「農薬」「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」「飼育環境」
これらがポイントになることはご理解頂けたと思いますが、
では、実際スーパーにそれらをクリアした肉はあるのか?
というと実は、そんな安全な肉はスーパーにはないのです…
スーパーに並ぶ牛肉・豚肉・鶏肉は、
ほとんど「農薬」「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」の餌を食べている、「飼育環境」が悪い、が当てはまる肉です。
だから、安く売られている…
なぜ安いのか?、もうお分かりではないでしょうか。
農薬栽培された飼料穀物は低価格(虫に喰われない、枯れないから)…
餌代が抑えられて安くなりますし、
「抗生物質」を使えば病気にならず、死なないので安くできる…
「肥育促進剤(ホルモン剤)」使えば、早く・大きく育って生産ペースが早くなり、肉量も多くなって安くできる…
だから、スーパーのお肉は安い。
反対に「農薬」「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」を使わない畜産は、エサも安全な穀物を使うので、すごくコストがかかる。
「飼育環境」は放牧で健康…
でも、広々と飼育するので、たくさん飼えない。
だから、高い。
”安く買いたい”なら、「安全」を妥協するしかない。
「安全」を重視するなら、価格は高くなる。
その差額は「安全のための代金」ということです。
もしかするとスーパーにもリスクをクリアした安全なお肉はあるかもしれませんが、
肉コーナー担当の人に、
「農薬は?」「ホルモン剤は?」「抗生物質は?」1つ1つ聞いて、確認していくしかないです。
そもそも、肉担当の方も詳細なことは知らない可能性が高いです。
「安さ=危険」or「高い=安全」
この選択を迫られるわけです…
スーパーの肉もここを抑えれば安全!?
肉の「残留農薬」に関してですが、
肉のどの部分に最も多いのか?というと、
「内臓」や「脂身」の部分です。
この理由は分からないのですが、内臓系の肉や脂身の多い肉を買わないようにすれば、
ほんの少しですが残留農薬を避けることができます。
ただ、「ほんの少し」なので、危険な肉にはかわりありません。
化け物ブロイラー
「ブロイラー」って聞いたことがあると思います。
ブロイラーは品種改良された若鶏。
卵からかえって50日程度でカラダが大きくなり、出荷されます。
通常の鶏は、出荷できるまで100日以上かかります。
ブロイラーは、1/2という短期間で大きくなる…
これが如何に異常なことであるか。
要するに生産者にとっては早く大きくなれば、エサ代が大きくかからない。
さらに「農薬」「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」も利用していますから、
かなりコストを抑えらるわけです。
そして、単に大きくなるだけでなく、もも肉やむね肉が大きくなるように品種改良されているのですね。
これが人間なら、もう化け物です。
みんなが食べている鶏肉はそんな化け物なのです。
よくよく考えるとニワトリが本当にかわいそう…
明らかに「アニマルウェルフェア」に反しています。
安全な鶏肉
では、ブロイラーではない、安全な「農薬」「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」「飼育環境」をクリアした鶏肉はどこで手に入るのか?
安全と言われているのは、赤鶏の一種で福岡県の「古処鶏(こしょどり)」。
自然の広い場所でゆっくり育てられ、「肥育促進剤(ホルモン剤)」「抗生物質」を使わず、農薬が極力少ない穀物をエサ食べさせています。(ポストハーベストフリー※収穫後にさらに農薬を散布してある作物を使っていない)
「古処鶏」の販売サイトは、
こちら↓です。
⇒古処鶏オンラインショップ「天野商店」
安全な豚肉、牛肉
豚肉はこちら↓がおすすめです。(詳しいことはサイトの説明をご覧下さい)
⇒薬を与えない朝霧高原「放牧豚」
牛肉はこちら↓。自然牛独特の美味しさ!(詳しいことはサイトの説明をご覧下さい)
⇒完全放牧野生近江牛「ジビーフ」
最後に
いかがでしたか?
上記おすすめの安全肉は安くはないので、スーパーの肉を買わざる得ないのですが、
安く販売するためにいろんなリスクを含んだ「危険な肉」であることは忘れないで頂きたい。
今回は食肉を取り挙げましたが、食肉に問題があればそれらを原料にした加工食品…
すなわちソーセージやハム、ベーコンなども同じ問題があるということ。
ただ、スーパーの肉の中でも、内臓肉や脂身の多い肉を避ければ、残留農薬、ホルモン剤、抗生物質を少し避けることが出来ます。
私たちの身近な食材は「危険が多い」ということをあらためて考えてみて下さい。
今回のおすすめ酵素料理
今回の酵素レシピは「簡単!和え物」
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