【世界に遅れを取っている日本】
今回は前回の続きで「世界は菜食主義が当たり前になっている」という話…
なぜ日本では「菜食主義」が全くと言っていいほど、広がらないのか?
についてお話しします。
まず前提として「菜食主義」が正しい理由はお伝えしなくてもお分かりですよね?
健幸もぐもぐ瓦版で、これまでのお伝えしてきたことを学んで頂いていれば、即答できると思いますので、ここでは割愛します。
で、前回の最後にも言いましたが、「菜食主義」が広がらない問題の1つは、
「マスコミ」です。
特に国民が日々目にするテレビ、新聞、ネットニュース…
これらの影響が大きいと思います。
また、それだけではなく私たち国民にも問題があります。
そういった様々な問題を取り上げ、世界に大きくおくれを取っていることを自覚して頂き、
私たちは次世代に何を伝えていくべきなのかを考えて頂きたいです。
テレビ局は国民より企業の味方
マスコミの問題の中でも一番大きな問題は「テレビCM」だと思います。
CM=コマーシャル…
テレビCMのほとんどは企業のCMですよね。特に食品のCMは多い。
テレビ局にとって企業はスポンサー。
テレビ局は億単位のスポンサー料を受け取っています。
そのスポンサーのCMに対し、マイナスになるようなことを各番組内で言ったり、ニュースで大々的に取り上げたりすると思いますか?
例えば「食品添加物」。
ご承知の通り、「食品添加物」は微量摂取の安全性は確かめられてはいますが、複数摂取した場合や長期間摂取し続けた場合の安全性は確かめられていません。
複数摂取に関しては、確かめる研究などするわけがない…
なぜなら膨大な研究費がかかるから。
そもそも、世界的にもおかしな話ですが、ドイツ64種、アメリカは133種なのに、日本では1500種もの食品添加物が認可されていています。
で、1500種もの添加物の組みあわせ、無限と言ってもいいくらいありますよ。
2つの組み合わせ、5つの組み合わせ、キリがない…
長期間摂取し続けた場合の研究も同じく、ものすごい研究費がかかるわけです。
企業がそんな研究するわけない。(一部ではやっているようですが、結果が分かるのは何百年も先ではないでしょうか..)
要するに「食品添加物」は安全とは言い切れない。
その食品添加物の問題を取り上げているテレビ番組なんて見たことないでしょ?
なぜなら、ほとんどの食品企業は添加物を使っていて、そんなこと番組で言ってしまえば、各企業の商品に大きなマイナスイメージが付く…
安全ではないと思った消費者は買わなくなる。
商品が売れなくなった企業は「CM料返せ!!」となるでしょ。
これはテレビCMに限ったことではありません。
新聞・雑誌・その他の広告全てです…
テレビ局はスポンサー優先。
国民の食の安全など、二の次三の次なのです。
加工食品は素晴らしい!?
テレビ局がスポンサーの味方であると分かれば、
「菜食主義」が広がらない理由も見えてきます…
例えば、毎日毎日、どこのチャンルネルをつけてもいろんな番組で、
「加工食品を食べていては健康になれない」
「野菜を食べることが一番重要です!」
なんて言いまくっていれば、国民に徐々に伝わって加工食品が売れなくなる。
食品企業は困りますよね?
だから、テレビ局は加工食品のデメリットを言わない番組を作る。
それどころか、加工食品にプラスのイメージが付くように「この加工食品を使って、こんなアレンジ料理ができま~す!」見たいな番組ばかりやってるでしょ?
『加工食品は素晴らしい!』という番組を作る…
そういうことなんです。
「野菜をたくさん食べましょう」の正しい情報も広がってはいますが、まだまだ一部。(生で食べることが大切、という最も大事なことは全く広がっていませんが…)
どちらかというと「たんぱく質をしっかり摂りましょう!」のほうが印象が強くないでしょうか。
たんぱく質=肉・魚…
野菜より肉・魚が優先されているわけです。
グルメ番組でも肉料理が多いですよね。
くるくる寿司の特集とか…
日本は加工食品が全て良い物として広がり続け、そして食べ続け、
野菜は後回しなのです。
日本の報道の自由度はものすごく低い
これ、驚くと思うのですが、
日本の報道の自由度は、なんと世界で71位…(2022年5月時点)
ちなみに世界ベスト3は1位:ノルウェー、2位:デンマーク、3位:スウェーデンです。
世界から見れば、それだけ日本の報道は自由度が無いと思われているわけです。
自由度が有るか無いかというのは、国民に真実が伝えられているかどうかです…
別の言い方をすれば、情報が統制されているか、されていないか。
日本の報道は世界では情報統制されていると認識しているわけです。
そんなふうに感じないでしょ?
情報統制されている1つとして「テレビ局がスポンサーを優先している」ことがあるわけです。
国民に「添加物は安全ではない」「野菜食こそが健康なカラダを作る」という真実が伝えられていないのですから、
自由度が71位になると。
だから「ヴィ―ガンって何?」という国民ばかりなのです。
正しい栄養学の専門家がいない…
「菜食主義」が広がらない理由は、この問題も大きいと思います。
それは専門家や医者が正しい知識を持ってない事。
海外で「菜食主義」が広がっている理由の1つに正しい栄養学を学んだ専門家がものすごく増えて、医者も栄養学をしっかり学んでいる場合が多い。
正しい知識を伝える専門家がいれば、それだけ国民の多くに広がりますよね。
日本はそういう専門家が少ない上に、医者のほとんどが正しい栄養学を学んでいません。
なぜなら、栄養学を学ばなくても医師免許は取れるから。
だから、いまだに「食事法で病気が治るわけがない!」「悪いところは手術で切り取ればいいんだ!」などといっている医者が多いです。
日本では「医者は偉い」というイメージが強いので、医者の言うことは信じますよね?
栄養学も学んでない、食事で病気が治ることを否定する医者を信じていれば、
日本で「菜食主義」は、なかなか広がらないわけです…
最後に
いかがでしたでしょう。
やはり、「菜食主義」が広がらない理由はマスコミの影響が大きいです。
テレビを見ない人でもネットニュースは見るとか、新聞は欠かさず見るとか…
どれも広告があるのでスポンサー優先。
国民に真実が伝えられない世の中なのです。
たまに真実が伝えられても、単発なのでほとんど広がらない。
みんな忘れてしまう。
テレビ局が国民を優先するなら、大事なこと・危険性があることは何度も伝えるはずです。
では、マスコミを信じてしまう国民に全く問題はないのでしょうか?
というとそんなことないと思います。
自分で知らべるという行動をめんどくさがっているから、疑うことも無く間違いをそのまま鵜呑みにしてしまう…
怠惰な国民にも問題があると思います。
そして、これは私の想像ですが、
「たんぱく質をたくさん摂りましょう!」という健康情報は、日本人に肉を大量に食べさせるためのプロパガンダではないかと思ってます。
(※プロパガンダとは?個人や集団を特定の主義や思想・教義・原理などに誘導したり、それらの行動を広めたりするための計画的で政治的な意図を持った宣伝活動のことを意味する表現)
なぜ、肉を食べさせるのか?
肉の食べ過ぎはカゼインたんぱく質によって発ガンしますから、
日本人を病気にさせるためです。
「菜食主義」が広がらないのは、たんぱく質を優先させられているから。
日本人が病気になれば薬がたくさん売れます…
薬品会社も病院も医者も儲かります…
それ以上に儲けている「存在」がいるのです。
「私たちは利用されている」という自覚を持つべきではないでしょうか。
今回のおすすめ酵素料理
今回は前回に続き「酵素活性”炒め物”!第5弾」で、
『酵素炒めの大豆マーボー茄子』を伝授します!
これ、マーボーですけど肉は使いません…
使うのは「大豆」で、こんなこともできるんです。
レシピは画像↓をクリック!
★『酵素炒めの大豆マーボー茄子』
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