「クエン酸」はズバ抜けてます…
「お酢はカラダに良い」
「医者も絶賛しているレモン」
お酢やレモンがカラダに良いことは、ご存じだと思います。
では、お酢やレモンのどんな成分がカラダにいいのか?
というと「クエン酸」。
他にも他にも様々な成分によって健康効果で出ているのですが、
その中でも「クエン酸」の効果はズバ抜けているのですね。
ということで、今回は「クエン酸」についてお伝えします。
これを知って頂ければ、クエン酸の素晴らしい効果が学べて、
「クエン酸は体にとって必須の成分なんだ」ということが分かって頂けます。
そして、食事で積極的に摂れば、その凄い効果をご自分で体感することができるでしょう。
知っていると思いますが…
そもそも、「クエン酸」は何者なのか?
というとクエン酸は酸味の成分の1つ。
ちょっと難しく言うと有機化合物の中のヒドロキシ酸の1つ。
(有機化合物とは、簡単に言いますと「炭素を含む化合物」で、大きな枠で言えばマヨネーズ容器の原料となる「ポリエチレン」も有機化合物です)
クエン酸は、漢字では「枸櫞酸(くえんさん)」と書き、
「枸櫞」とは柑橘類のこと。
柑橘類に多く含まれる成分ということで「クエン酸」という名が付いたようです。
そんな「クエン酸」は、さわやかの酸味が特徴なので、清涼飲料水の酸味料、pH調整剤として食品添加物で使われています。
なので、もしかすると悪いイメージがあるかもしれませんが、あれは人工的に作っている物なので、
食べ物から摂る「クエン酸」とはちょっと違うものと考えて下さい。
クエン酸はエネルギー産生の陰の立役者!
ここからが「クエン酸」の凄い効果を話していきます。
まず、人間はカラダでエネルギーが作れないと生きていけないですよね。
で、そのエネルギーを作り出しているのは体内の60兆個の細胞。
厳密にいいますと、
その細胞の中に存在する「ミトコンドリア」がエネルギーを作り出しているのですね。
「ミトコンドリア」って聞いたことありますよね。
細胞の中に最低1つは入っていて、生命活動に欠かせない存在。
その活動の1つがエネルギーの産生ということ。
例えば、細胞の活動に必要なエネルギーの内、90%以上はミトコンドリアが作ってくれています。
で、このミトコンドリアの中に「クエン酸回路」というものがありまして、
この回路に深~~く関わっているのが、
「クエン酸」。
※ちなみに糖質や脂質もエネルギーに不可欠なものですが、それらも最終的にはクエン回路へと運ばれてきます。
クエン酸は、中間代謝物の役目をしていて、クエン酸が足りないと「クエン回路」が上手く機能しなくなり、
エネルギーを効率的に産生できなくなるのです。
エネルギーが作れないとカラダは正常に活動できないないですよね。
こういったところから体調不良に繋がっていくと…
でも、「クエン酸」十分であれば、ミトコンドリアのクエン回路が円滑になり、糖や脂肪の代謝が促進、
エネルギー量が増えて体はどんどん元気になるわけです。
この話だけでも「クエン酸」の存在が、ちょっと神様みたいに思えてきたのではないでしょうか(笑)。
でも、それだけでなく、この効果も神的なのです…
”酸”だけど「アルカリ」…
以前、体がアルカリ性に傾いているのか、酸性に傾いているのか、
pH値がすごく大事で、何を食べるかでそれがすごく変わってくる…
という話をしましたが憶えてますか?
体はpH7.4前後が理想で数値が下がると酸性になり、様々な体調不良を起こします。
例えば、ガンの人はカラダのpHが酸性に傾いてます…
反対にpH7.4以上のアルカリ性に傾くと血液はサラサラに。
さらには、高血圧・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞からガンに至るまで、多くの病気が治ってしまいます。
で、実はクエン酸はカラダを「アルカリ性」にしてくれるのです。
「クエン”酸”なのになぜ?酸性じゃないの?」
と思ったかもしれませんね。
クエン酸は確かに「酸」ですが、体内に入ると「アルカリ性」になるのです。
だから、クエン酸をたっぷり含む、梅干しやレモンは酸が強いのに、
「アルカリ性食品」なのですね。
しかも、レモンや梅干しのクエン酸含有量はトップクラス。
今度は、「梅干し」や「レモン」が神様に思えてきたのでは?(笑)
「クエン酸」ランキングの発表!
実は、本当の神は梅干しやレモンではないのです。
クエン酸の含有量が多い食べ物が他にある…
私が調べた限りになりますが、クエン酸含有量No.1は梅干しでもなく、レモンでもなく、
「カボス」なのです。
秋が旬のカボスは独特の良い香りがします。
その上に「クエン酸」を大量に含むのですね。
クエン酸が多い食物、それぞれの含有量をザックリお伝えしますと…
ランキング1、「カボス」⇒5.9g
ランキング2、「スダチ、ゆず」⇒4.5g
ランキング3、「梅干し」⇒3.2g
ランキング4、「レモン」⇒3.0g
ランキング5、「グレープフルーツ」⇒1.8g
(※100g当たりの含有量)
種類・時期・産地・季節で含有量は変わりますので、あくまで目安。
でも、カボスはダントツ。
因みに野菜では、トマトが一番多くて0.4です。
野菜はあまり期待できない…
「クエン酸」を摂るなら、何を食べるべきか?
もう、お分かりですよね。
結局、果物から摂るのがベスト
クエン酸によって、体はアルカリ性になり病気も治る…
そんなクエン酸を摂るなら「カボス」「レモン」「梅干し」がいいのですが、サプリメントのクエンでも効果が証明されています。
例えば、メキシコのハラベ・ブケイ医師は、末期ガン患者へ「クエン酸」の摂取だけで治癒させた臨床例をたくさん出しています。
ですから、サプリメントのクエン酸でも効果はあるのですが、それは「病気の人」の治療としての摂り方なので、
健常者の人は、自然から生まれた食べ物の中に絶妙のバランスで含まれている「クエン酸」を摂ることをおすすめします。
クエン酸の効果を最大限に出すにはビタミンB群の摂取も重要なので、
”果物”という素晴らしくバランスよくビタミン類も含んだ栄養の塊りを食べて、クエン酸を摂れば良いと思います。
クエン酸の疲労回復効果は嘘!?
先ほど話した「クエン酸によってエネルギーがしっかり産生される」という効果…
この効果から、一般的によくわ言われる「疲労回復の作用があるという話に繋がるのでは?」と思ったかもしれません。
でも、実は「疲労回復の効果は無い」という専門家の意見もあるのですね…
様々な研究が行われていて、その中でも”体感的な(身体的)”疲労回復のデータは曖昧なのですね。
ですが、
精神的疲労回復の効果は明らかなデータがあり、精神的疲労回復の効果は間違いなさそうです。
最後に
クエン酸は、身体的疲労回復の効果があるだけでなく、
エネルギーの産生にも深く関わっていて、クエン酸を摂ることでカラダは元気になる…
そして、様々な重い病気も治してしまうと。
そんな、「クエン酸」のすごい効果は一部の医者は分かっているのです。
だから、日本医師会のドンと言われているT会長はこんな話を漏らしています…
「クエン酸が一番いいことはすでに分かっている。だが、クエン酸の効果が世の中に広まったら医師も病菌も製薬会社も廃業に追い込まれる。クエン酸は安すぎて商売にならない」
と…
これが医者の世界なのです。
私たちは彼らのおいしい客でしかない。
だからこそ、騙されないように今回のような健康知識を身に着けておく必要があると思っています。
知識は騙されないための武器になります。
良い話を聞いたで終わりではなく、誰かに話してみて下さい。
より学んで頂いたことが頭にインプットされていきますから…
最後に、
クエン酸は、普段はレモンか梅干しで。(ライムも良いと思います)
秋は、「カボス・スダチ」。
冬は「柚子」で摂って下さい。
日本の季節の食材と同じ様に「クエン酸」でも四季が楽しめそうですね。
今回のおすすめ酵素料理
「〇〇のレタス包み」という料理…
もう「定番」と言っていいくらい、様々なレシピが出ていますよね。
ということで、今回はそのレタス包みで酵素料理!
『ナッツ風味!大豆そぼろのレタス包み』をご紹介。
大豆のそぼろをレタスで包んで食べる!
そぼろが肉ではないので動物性たんぱく質を避け、植物性たんぱく質を摂ることができます。
画像↓をクリック!(レシピページへ)
★『ナッツ風味!大豆そぼろのレタス包み』
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