人間は果食動物である(パート②)

【さらなる果食の根拠】

以前お伝えした↓

は、憶えていますでしょうか?

人間は基本的に果食動物であり、草食でもあると。

その根拠として…

・人間は、人間と遺伝子が99%同じで果食動物のチンパンジーや猿とほぼ同じ歯をしている
・腸の長さもチンパンジーと同じで10m。
・本能的に動物より果物・野菜を「美味しそう」と感じる

といったことがあるわけですね。

もちろん、原始人の頃から肉や魚を食べていたという証拠もありますが、

現代のように簡単に手に入るわけではなく、肉は狩りで得るしかないですし、魚も釣ってくるしかない。

狩りで襲われることもある…

海に落ちて溺れることもある…

どちらも死のリスクがあり、現代のように毎日簡単には手に入らない。

それが主食にはなりにくい…

反面、自然に実っている果物や木の実や植物なら、もぎ取ってくればいいだけ。

ある程度、日持ちしますし、常に手に入る…(肉や魚に比べれば)

これなら、主食になりますよね。

特に果物を食べていたからこそ、チンパンジーやサルと同じ「歯」をしているわけです、何万年もの間…

だから、人間は果食動物であると。

ところが、現代の食は「たんぱく質をたくさん摂りましょう!」とか言って、

肉・魚を毎日食べる…

ほんとに私たち人間の体に、たんぱく質が”たくさん”必要なのでしょうか?

果物をたくさん食べて、たんぱく質は少しでいいんじゃないですか?

ということで、

今回は「人間は果食動物である」という根拠をさらに追加でお伝えしたいと思います。

「人間は果食動物である」パート2です。

そもそも、その酵素を作れない…

これは、まだリサーチ中でデータが少なく、明確な根拠にならないかもしれませんが、

そもそも人間は、たんぱく質や脂質を分解できる「酵素」をたくさん生成できないと言われています。

基本的に1日に生成できる体内酵素の量は決まっていて、その内「たんぱく質分解酵素」や「脂質分解酵素」の割合って少ないそうです。

それって、「そんなに必要無いから、そんなカラダなんじゃないですか?」

ということ。

たんぱく質や脂質は少しで十分だから、カラダはそれを分解できる酵素をたくさん作らない…

と言えるのではないでしょうか…

そういう体の特徴からも、私たちが本来食べるべきものが見えてくると思います。

掴みやすい手

ライオンのような手で、果物がもぎ取れますか?

両手なら何とか頑張って取れるかもしれませんが、普通に考えたら無理でしょ。

で、チンパンジーやサルは、指が長く、物を掴みやすい手をしています。

この手ならリンゴも簡単にもぎ取れる。

私たちの手はライオンと同じでしょうか。

違いますよね。

チンパンジーやサルと同じ手をしています。

片手でリンゴをもぎ取れる…

果物・木の実・植物が主食だから、それを取るための「掴みやすい手」をしていると。

そう、「手」からも、私たちがチンパンジーやサルと同じ【果食動物】であることが分かるわけです。

熟した果物って何となく分かるでしょ?

「果物が熟しているかどうか?」

見た目は、知識が無いと分からない果物もありますが、

触った「感触」や「香り」なら大体分かりますよね。

熟している果物は甘~い香りがしますし、触るとちょっとやわらかい。

この「熟しているかどうか」ってチンパンジーやサル、

そして、人間は本能的に判断できるのだそうです。

こういった「本能」からも人間が果食動物であることが分かるということ。

人間は雑食!?

よく、「人間は肉も魚も野菜も果物も食べるから”雑食”だ」と言います。

しかし、本当に人間だけが雑食なのでしょうか?

例えば、チンパンジーは果食動物ですが、アリを食べたり、時に小動物を襲って食べることもあります。

「牛でもヒヨコを食べていた」という話もありますし、ライオンでも果物や草を食べている所が多く目撃されています。

雑食の定義が「肉・魚・野菜・果物など何でも食べる動物である」というのなら上記の例からも分かるように、

チンパンジーも牛もライオンも雑食になる…

「どんな動物でも雑食になる」わけです。

人間に限ったことではないということ。

雑食動物というカテゴリ分け自体がおかしいと言えます。

自然の動物たちは、その時の体調や生きている環境などによって時に主食以外のものも食べる。

本能的にカラダが欲するものを食べるわけです。

草食動物であっても肉を食べたり、肉食動物でも果物を食べたり。

「人間だけが雑食ではない」ということ。

そもそも、「人間は果物食」なのに、余計な知識が邪魔し、本能を無視していろんな食べ物をあれこれと食べるから、

「雑食になった」という言い方もできますよね。

また、冒頭の「たんぱく質は少しでいいのでは?」という話。

果物のたんぱく質は、肉魚ほど多くは無いですが、ちゃんと含まれていて、

そのたんぱく質の中身も良質なアミノ酸…

バリン・ロイシン・イソロイシンといった必須アミノ酸も含みます。

で、ゴリラも果食動物ですが、チンパンジーよりアリなど動物たんぱく源を摂る量が少ないと言われています。

そんな食事でも、あの筋骨隆々のカラダ。

力も強い。

たんぱく質、そんなに必要ですか?と。

ちなみに人間は必須アミノ酸以外の「非必須アミノ酸」は体内で作ることが出来ます。

必須アミノ酸に関しては体内で作れないので、食べ物から摂るしかないですが、

果物や野菜から摂れる分で十分。

足りてないなら、「豆」や「ナッツ」類を食べればいいだけ。

ナッツなら良質な脂肪酸も摂れますからね。

肉・魚はそんなにたくさん摂る必要は無いんですよ…

最後に

いかがでしたか?

これまでにも「人間は果食動物である」と何度もお伝えしていますし、

果食生活で病気が治った人がたくさんいる、ということもお伝えしています。

でも、

「人間とチンパンジーは遺伝子が同じだと言っても、やっぱり違う動物だから人間が果食だというのは信じられない」

と思っているかもしれません。

「人間は果食動物だ」なんて初めて聞けば、そりゃ信じられないです。

ですが、実際に「果食」を何年も続けて、健康に生きている方がいらっしゃるのです。

しかも単に健康というだけでなく、自然の動物に戻ったかのような「超!健康体」です。

次回、その方(日本人)をご紹介したいと思います。

※イメージ画像

今回のおすすめ酵素料理

これも親子でしょ?

今回の酵素料理は、
「定番だけどドレッシングでアレンジできる和風サラダ」
を伝授します!

やっぱり、親子食材は相性がいいのです…

画像↓をクリックでレシピページへ。

★『カリカリじゃこの大根親子サラダ アボカドドレッシング』

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